PC・スマホの長時間利用、ストレスからくるイヤ~な頭痛をやわらげる|おうちヨガ
頭頂のツボを刺激
うさぎのポーズ(シャシャンカーサナ)簡易版
頭頂をマットにつけて百会(ひゃくえ)と呼ばれるツボ(左右の耳の頂点を結んだ線と顔の中心を結んだ線が交わるところ)を刺激し、血流の改善や首の後ろのストレッチ、眼精疲労の緩和に。通常は両手でかかとをつかむポーズですが、手を床についたシンプルな形でやってみましょう。
やり方
1. チャイルドポーズの状態で両手を顔の横につけ、ゆっくりとお尻を持ち上げながらマットの接地面をおでこから頭頂の方へと移動させる。無理をしないように注意。
2. 肘が外側に広がらないように脇をしめ、数呼吸キープする。
3. お尻をかかとにおろし、チャイルドポーズで少し休んでから上半身を起こす。
逆転のポーズ
立位の前屈(ウッタナーサナ)
頭が心臓よりも下になることで頭部の血流が増えてストレスの緩和にも。逆転のポーズというとシールシャーサナ(ヘッドスタンド)などを創造するかもしれませんが、ここまで難易度の高いポーズをしなくても逆転のポーズはできます。
やり方
1. 両足を揃えて立ち、息を吐きながら上半身を前に倒していく。
2. 必要なだけ膝を曲げて、手は指先を楽に床につけるか、反対の肘を抱える。
3. 頭の重さを感じ、首や背骨が伸びる感覚を味わいながら呼吸を続ける。
4. 腰に手をあてて背骨を伸ばしながら吸う息に合わせて起き上がる
このようなヨガポーズを定期的に行うことで頭痛を緩和させるだけでなく、症状を感じない時でも日中こまめに首や肩のストレッチをしたり、長時間同じ姿勢を撮り続けない、ストレス解消法を見つけるなど頭痛を予防することも心掛けていきましょう。
ライター/吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住。日本とオーストラリアでの会社員生活を経てヨガティーチャーに転身。2012年より在豪日本人やローカルの人たちを対象にヨガクラス(対面・オンライン)をしている他、ヨガアプリ「Down Dog」の日本語翻訳とナレーションを担当。オーストラリアのゆったりした環境の中、ヨガで日々心地よく暮らすことを心掛け、一人でも多くの人に気軽にヨガを楽しんでもらうことを目指して活動中。Instagram:@kayoko_yo
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く