夫婦ゲンカは心に良い?上手な夫婦ゲンカの心理学的コツとは
夫婦ゲンカの禁止事項
とはいえ、あまりにもケンカの回数が多かったり、ヒートアップしてしまうと相手の心を傷つけかねません。例えば、こんなケンカしてませんか?
・相手の人格を否定する
・相手の大切な人、物を否定する
・相手の価値観を否定する
・相手の行動や言動を決めつける
・誰かと比較する
・過去のことを引き合いに出す
では、どのようにケンカをするのが良いのでしょうか。
上手な夫婦ゲンカのコツ
・主語は「私は」「俺は」などのアイメッセージで伝える
「あなたが」「君が」というユーメッセージはどうしても攻撃的になりがち。そんな時に「私は○○してほしいと思っている」「私は○○されると悲しい」など、自分を主語にして伝えると少し柔らかく伝わる感じがしますよね。
・仲直りの仕方を決めておく
ずっとケンカしたままでは気持ちよくないし、ひどいと日常生活に支障をきたすこともあるかもしれません。二人だけの仲直りの約束を決めておくと良いでしょう。例えば、「外にご飯食べに行こうか」や「○○買ってくるね」など合言葉を決めておくことで、いつの間にか仲直りしているなんてことも。
夫婦でいる以上はケンカも付きもの。仲直りの仕方も夫婦それぞれの形があるはずです。自分たちに合うケンカの付き合い方を見つけていけると良いですね。
出典:心理学用語集 サイコタム
ライター/南 舞
臨床心理士。岩手県出身。多感な思春期時代に臨床心理学の存在を知り、カウンセラーになることを決意。大学と大学院にて臨床心理学を専攻し、卒業後「臨床心理士」を取得。学生時代に趣味で始めたヨガだったが、周りと比べず自分と向き合っていくヨガの姿勢に、カウンセリングと近いものを感じ、ヨガ講師になることを決意。現在は臨床心理士としてカウンセリングをする傍ら、ヨガ講師としても活動している。Instagram: @maiminami831
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