ひとつ上のリラックスを目指して…シャヴァーサナで見落としがちな4つのポイント

 ひとつ上のリラックスを目指して…シャヴァーサナで見落としがちな4つのポイント
Getty Images
須藤玲子
須藤玲子
2019-08-05
広告

シャヴァーサナを深めるポイント

シャヴァーサナを効果的に行うポイントはズバリ!力を上手に抜くことです。「それはわかるけど、緊張が解けない…」「力が抜けない!」そんな時はどうしたらいいのでしょうか?具体的にどこの力をどのように抜くべきか、特に見落としがちな部分を挙げてみます。いつものシャヴァーサナを思い出しながらチェックしてみて!

1.頭の中

常に働き続ける思考。頭の中に何もない空間をを作るように、一つ一つ思考を落ち着かせていきましょう。浮かんできた考えや想いはそのまま受け流し、右から左へスルーしましょう。

2.顔

身体の力を抜くことに一生懸命になっていると、忘れてしまいがちな顔の力。実は普段無意識に力んでしまう場所です。息を吐きながら細かい部分に意識を向けていきましょう。目の周り、瞼を柔らかく、眉間を広く、頬も脱力します。口の中に空間を作り、奥歯のかみしめを解き、顎をゆるめましょう。顎が上がりすぎると呼吸が浅くなります。首の後ろを長くするような意識を持ち、軽く顎を引くこともポイントです。それでもうまく脱力できない時は、口をぽかーんと開けてみて!

3.肋骨まわり(胸)

リラックスを深めるには呼吸も穏やかに深めることが大切。まずは胸の力を抜いて解放する必要があります。肋骨まわりに意識をむけ、骨と骨の間を広げるイメージをしてみましょう。骨の間に生まれたスペースに呼吸を送り込むようにして、更に胸をまわりを柔らかく開きましょう。胸を開くこと=心を開くことです。オープンハートでリラックスを深めてみて!

4.マットと接地する身体の背面

仰向けのシャヴァーサナでは、身体の背面をマットに沈み込ませて脱力します。マットと接地する部分の力を抜くことがポイント。吐く息と共に後頭部、肩、腕、手の甲、背中、お尻、脚、かかとなど、どこにも余分な力みがないことを目標に!次第に身体が溶けてマットとの接地面がわからなくなるイメージを描いてみて!

日常にもシャヴァーサナを!

どんな流派のヨガでもレッスンの中に必ず出てくるシャヴァーサナは、身体と心に最大限のリラックスを与えてくれるポーズです。力の抜き方や意識の向け方を変えるだけでも、深まり方に違いが出ます。どうせならその効果を大いに満喫したいもの。もう一つ上のリラックスを目指しましょう!また、シャヴァーサナをヨガのレッスンに参加した時だけにするのはもったいないこと。寝る前や疲れを感じた時、ストレスで心が硬くなっていると気づいた時にはいつでも試してみませんか?普段の生活の中でもシャヴァーサナをやってみましょう!身体と心を深いリラックスに導くシャヴァーサナは、普段の何気ない生活や仕事、大切にしたいプライベートでも、もう一つ上の充実感を与えてくれるはずです。

ライター/須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にフィットネスクラブ、ホットヨガ、ヨガスタジオ、オフィス出張など多くの場でレッスンを実施。リストラティブヨガからパワーヨガまで、静と動のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと同様にアロマを伝える活動も行なっている。RYT200取得/フェイシャルヨガTT/骨盤底筋トレーニングヨガTTリストラティブヨガTT/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告
  • 2
  • /
  • 2



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

シャヴァーサナ