大切な人へ想いを込めて。毎日できる祈りの瞑想法

 大切な人へ想いを込めて。毎日できる祈りの瞑想法
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日本を代表するヨガ指導者、綿本彰先生が読者のお悩みに答える連載。今回は「周りにいる人との絆や平和の想いを込めた祈りの瞑想法を教えてください」というお便りに、綿本先生がアドバイス。

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ヨガを始めると、いろいろなことに気づきます。自分がどんなに尊い存在なのか、そして周りにいてくれる家族や友人、恋人たちの存在の頼もしさ、温かさ…そんな、自分を取り巻くすべての人へ、そして世界中の人へ想いを込めて、祈りの瞑想を行ってみませんか。

ブッダが提唱した「慈しみの瞑想」

慈しみの瞑想
(Photo by PIXTA)

「ブッダが提唱したと言われる、とても素敵な瞑想法があります。慈しみの瞑想といって、心の中で繰り返しお祈りをする瞑想です。行い方は、最初に心の中で『私が幸せでありますように。私の悩み苦しみがなくなりますように。私の願いごとがかなえられますように。私に悟りの光があらわれますように』と祈ります。次に、上記の『私に』の部分を大切な人の名前などに置き換えて祈り、それをどんどん広げ、最後は嫌いな人も含めてすべての人に対してお祈りするという瞑想法です。心がとても安らぎますので、ぜひお試しください」(綿本彰先生)

教えてくれたのは…綿本彰先生
日本ヨーガ瞑想協会 会長。綿本ヨーガスタジオ主宰。幼い頃より父からヨガを学び、神戸大学システム工学科卒業後、インドに渡りヨガを本格的に修行。1994年からヨガの指導を始め、現在はインドやイタリアなどを始め、世界各国でヨガを指導している。著書に『瞑想ヨーガ入門』『一瞬で自己肯定を上げる瞑想法』など多数。著書累計は100万部を超える。

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yoga Journal日本版Vol.22掲載



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