HOROSCOPE

Sayaの星占い（うお座）／4月の運勢【海王星がうお座を去る。未練は残しながらも先に進む勇気を】

Saya 2025-04-01

なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。

うお座／4月の運勢

海王星がうお座を去る。未練は残しながらも先に進む勇気を

3月29日にうお座さんにとっての「経済や豊かさ」の部屋で新月＆日食が起こり、30日には守護星の境界を溶かす星・海王星も2012年以来、初めてうお座を去り、この部屋へ入りました。うお座さんの頭上では思考や伝達の星・水星、愛と美の星・金星も「逆行」しているので、これまでの世界に未練を残しながらも、でも、先に進まなくてはいけないことも理解している。そんな状況にあるうお座さんも、きっと多いことと思います。

そんななか、4月7日には水星が、13日の満月には金星がうお座さんの頭上で「順行」します。この満月の頃になると、優柔不断だったあなたの気持ちも決まってくるでしょう。ただ18日には行動や戦いの星・火星が「ルーティンワークや日常生活」の部屋に入るので、大胆な行動をしていくことになりそう。昨年の11月から12月にかけても、一度試そうとしたことだとは思うのですが、状況が整理されて、本腰を入れていくことに。

ただ20日には太陽が「環境や伝達」の部屋へ入り、28日にはこの部屋で新月も。ここには自立や変革の星・天王星もあるので、安定を目指しつつも、さまざまな変化を感じるときだと思います。現実化とルールの星・土星がうお座を去るのは5月のこと。最後の重いミッションと軌道修正を果たすために、やるべきことを重ねていくときだと思います。

月がうお座に滞在するのは4月23日から25日にかけて

義務感、使命感など土星の重さを感じることが多いかも。完璧主義に陥らないで。

占い・文／Saya

東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』（説話社）他。

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イラスト／maegamimami

イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエムクルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。

【今月の運勢】Sayaの星占い「マインドフルネス占星術」

AUTHOR

Saya

アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』（5500円/説話社）が好評発売中。

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