プロフェッショナルのこだわりが光る秀逸アイテム満載の「Westman Atelier」
毎回日本未発売の海外のビューティブランドを一つピックアップして掘り下げる“噂の海外コスメ”。今回は、メイクアップアーティストとして20年以上のキャリアを誇るグッチ・ウェストマンの“Westman Atelier”に注目。
「私たちはできる限り全て自然由来の成分を採用するよう努めていますが、製品によっては機能性を重視しなければならないことから、合成成分を配合することがあります。ですがその場合は、必ずその成分の安全性が徹底的に検査/承認されていることを確認しています。そして同時に、クリーンビューティーに関するEUの厳格な基準を満たした成分を採用していることや、原料の透明性を追求することをモットーにしています。このように私たちは、内側から輝きを放つような美しさを実現するため、安全面と効果を重視した製品づくりに取り組んでいます」と自身のブランドのHP「Westman Atelier」で、製品づくりのポリシーをこう語ったメイクアップアーティスト&CEOのグッチ・ウェストマン。
カリフォルニアで生まれ、スウェーデンで育った彼女は、「ヴォーグ」等の主要ファッションメディアを始め、ルイ・ヴィトンやドルチェ&ガッバーナの広告キャンペーンとショーのバックステージ等で活躍。一方で、アン・ハサウェイやグウィネス・パルトロウらセレブクライアントのメイクを担当するなど、20年以上のキャリアを持つセレブ御用達アーティストでもある。そんな彼女の名を一躍有名にしたのが、デューイーでみずみずしい水光肌を作るためのベースメイクにおける理論”セカンドスキン”アプローチだ。その美の哲学を踏襲した「Westman Atelier」のラインナップは、ローンチ以来世界中の美のプロたちから熱い視線を集めるマストハブアイテムばかり。それでは、プロならではの視点とこだわりが生んだ製品を早速チェックしてみよう!
グッチ・ウェストマンのトレードマークでもあるベースメイク“水光肌”の必須アイテムであり、彼女が現場で愛用しているのがこのライトアップ ハイライト スティック。薄づきで軽やかなテクスチャーでありながら、立体感とガラスのような透明感を瞬時に演出してくれる。パッケージ底部のラベルには開封してから安全に使用できるPAO(安全に使用できる期間)もきちんと明記されているのも、彼女らしいこだわりだ。
「すべては肌の質感から始まります」 と語るグッチのベースメイクに欠かせないもう一つのアイテムがこの「スキン アクティベーター」セラム。12種類のキー成分が配合されたブースターとも言えるこのセラムを2〜3プッシュを手にとって、軽くマッサージしながら全顔になじませると、ふっくらみずみずしい透明感あふれる素肌に。乾燥が気になるときは、上からクリームやオイルをプラスしても◎。
ブラックとブラウンの基本の2色のみの展開で、ウォータープルーフではないにも関わらず、にじまず落ちない秀逸な機能性を誇るのがこのマスカラ。オーガニックシアバターや植物由来繊維等目元に優しい成分を配合しつつ、ダマにならず長さとボリュームを最大限に引き出してくれるのがポイント。まつげの1本1本をしっかりキャッチして、ワンストロークでインパクトのある目元を叶えるブラシにも注目。
AUTHOR
横山正美
ビューティエディター/ライター/翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」等でビューティー記事や海外セレブリティの社会問題への取り組みに関するインタビュー記事等を執筆中。
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