【落とし穴】身体にいいつもりが…「体の老い」を加速する食べもの、食べ方とは?管理栄養士が解説
老けたくない!いつまでも若々しくいたい!は永遠のテーマですね。できる事なら毎日の生活の中で老いが加速するようなことはしたくない…情報がたくさんある中で間違った食で老化しないためにも今一度見直してみてほしい習慣を挙げていきます。
健康に良いと言われているのに老化するもの…
ノンオイルドレッシング
ノンオイルと聞くと健康によさそうと感じますが、落とし穴。ノンオイルにするあまり、糖類が割りと多く含まれてしまいます。低GIのサラダを食べていても糖類の多いドレッシングでは、血糖値の乱高下が起こります。これでは不健康ですし体の老化は進んでしまいます。
ダイエット食品
人工甘味料である低カロリーの糖類が使われているダイエット食品は、砂糖より甘みが強く味覚を鈍らせてしまいます。糖質依存に陥りやすく糖質を摂らずにはいられなくなります。
市販の野菜ジュース
野菜とついていると美容や健康によいと思われがちな野菜ジュース。糖質が多かったり作られてから飲むまでに時間が経過しているため、野菜としての酵素はほとんど残っていません。
100%果汁グミ
100%の果汁が使われているので一見健康によさそうだと思われがちのグミですが、グミには砂糖がたっぷり。糖化して体やお肌は老化します。
エナジードリンク
栄養ドリンクと言われるエナジードリンクですが、ビタミンだけでなく糖類もたっぷり入っています。またカフェインの摂りすぎで睡眠の質が落ちると言われ老化も進みます。
調理法でも老けは加速する
揚げる…揚げ油は体の中で酸化し錆びます。また揚げると衣などのたんぱく質が焦げるためさらに老化が進みます。揚げ物をする際は、揚げ油の質にこだわりトランス脂肪酸の少ないこめ油などがおススメです。
炒める…揚げると同様、炒めても食材のコゲは体のなかで老化を促進してしまいます。必要以上に焦がさないことがポイントになります。
焼く…焼きすぎで焦がすことが老化の加速の原因になります。
どうしたらいいの?
これらの糖質や脂質を摂ると体の中で老化の原因のサビやコゲが増えていきます。減らすために、カロテノイドやポリフェノール、ビタミンCなどの食材や、緑茶や甜茶、ルイボスティーなどの抗糖化ドリンクも積極的に摂ることを心がけてください。
このように健康に良いと謳われているものや日々の調理で何気なく使用している方法の中には、糖質や脂質の量や質が老化を招くことがあります。健康維持、老化防止のためにもなるべく摂らない、摂ったら対処する!を行うことで日々の老化にも贖うことができるのではないでしょうか。
ライター/美容栄養士 Keiko
管理栄養士×美容食インストラクター/ワンストーリーアワードジャパン2023講師 15年以上の栄養士・管理栄養士歴を経て、美容食で女性の美容と健康を守る!ただ食べるだけでなく、肌年齢を変える栄養素や組み合わせで美肌力をあげるインナーケアをサポートしています。『輝き自信あふれる明日を美容食で!』をモットーに、明日からできる美容食の知識をお伝えします。Instagram:@beauty.diet_keiko
AUTHOR
NS Labo(栄養サポート研究所)
全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の 商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事 業を行っている。 また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢 献活動を行っている。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く