Sayaのマンスリー星占い【マインドフルネス占星術】12星座共通/4月の運勢

 Sayaのマンスリー星占い【マインドフルネス占星術】12星座共通/4月の運勢
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Saya
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2024-04-01

なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。

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12星座共通の、今月の星まわり

4月初めの段階では、うお座に4天体、おひつじ座、おうし座にそれぞれ2天体

うお座に愛と美の星・金星、行動や戦いの星・火星、現実化とルールの星・土星、境界を溶かす星・海王星の4天体。おひつじ座に太陽、思考や伝達の星・水星の2天体。おうし座に拡大と保護の星・木星、自立や変革の星・天王星の2天体が滞在。

3月の初めは、みずがめ座に変容の星・冥王星を初め、3天体がありましたが、4月は冥王星だけなので、みずがめ座の「自由・平等・博愛」の精神より、うお座の「ワンネス・共感」の性質がとても強く働いています。思いやりや優しさを意識して、日々を過ごしていく。周囲の人に声がけもしていくといいでしょう。

とは言え、おひつじ座、おうし座の配置から、ある程度、安定はしつつも、新しいことを始めようというフレッシュなパワーも感じられます。まだ前に進めないという人をケアしつつ、自分の軸からブレない強さも大切なとき。

4月2日から、おひつじ座では水星が「逆行」

ただ、4月がちょっと要注意なのは、4月2日から水星が「逆行」を始めること。水星は、3月10日におひつじ座に入りましたが、ほかの天体に比べて、一歩抜きん出ているような状態なので、アイデアが先走っているようなところもありました。そのため、この「逆行」期間になって、そこについていけない人たちの意見が出てくることもありそう。一度決めたはずのことでも、ひっくり返ることもありそうに思えます。「本当は、納得などしていなかった」というような、後からの「ノー」が出やすいときなのです。

4月5日には金星がおひつじ座に

水星が「逆行」を始め、誰もが思い思いに意見を口にし始める。そんななかで、4月5日には金星もおひつじ座に入ります。「自由にしたい、何ものにもとらわれたくない」という気分も強まるでしょう。水星は、おもに思考やコミュニケーションに影響を与えますが、金星は承認を求めるところもあります。うお座の金星の時期は、他者に承認を求めていたとしても、おひつじ座になると、自分で楽しめばいいというように変わっていくかもしれません。

4月9日にはおひつじ座で新月&日食が

太陽、「逆行」中の水星、金星がおひつじ座にあるなかで、4月9日には新月&日食が。「どんでん返し」とでも言えるようなことがこの頃はあるかもしれません。また「そう来たか」という意外性のある出来ごとも。またどんなものでも、定番の展開よりも、「ちょっと新しいな」と思えることに支持が集まるでしょう。企画を立てるときなどは、「今までと違う」ということを主張してみると通るかもしれません。

4月19日に太陽が、29日に金星がおうし座にイングレス

木星、天王星があるおうし座に、4月19日に太陽が、29日に金星が入ります。金星はおうし座の守護星でもあり、愛や美しさ、豊かさといった、おうし座的なものへの人気が高まるとき。とは言え、スタイリッシュというよりはナチュラルなテイストのものが好かれます。おうし座には2018年以来、天王星があり、おうし座の性質を革新しようとしてきたわけなのですが、そこに2023年、木星が到来。新しくなりつつあるおうし座の性質が世の中に広まっていくという段階です。おうし座の象徴するものとは五感であったり、草花であったり、食べものであったり。わたしたちは、五感が満たされているときに豊かであると感じるもの。それでいて、ありふれていないものに関心が集まります。

4月21日に木星と天王星が邂逅 新しいおうし座の性質がビビッドに

そんななかで、4月21日にはおうし座で木星と天王星が出会います。2018年以来の天王星のおうし座滞在による変化がとてもビビッドに感じられるときです。わたしたちが求めているものは、おうし座が象徴する豊かさ、エネルギーだけれど、新鮮さのあるものが欲しいのだということに、多くの人が気づきます。

4月24日にはさそり座で満月 変わるもの、変わらないものがはっきり

4月24日にはさそり座で満月が。木星と天王星の出会いによって起こる変容が何なのか、よく見えてくるでしょう。その反面、変わらないものもあるかもしれません。外側は変わるけれど、長い時間をかけても、人や関係性の本質は変わらない。時には永遠とも感じられるくらい長い間、続くものもある。それを実感することもありそうな気がします。

4月25日に水星が「順行」 混乱は収まり始める

4月25日に水星が「順行」すると、4月2日以降のコミュニケーションの混乱は、収まり始めるでしょう。めまぐるしく状況が変わるなかでも、ひとりひとりがどう感じているか、早いペースについていけない人、置き去りにされている人にも目を配ることが大切です。

マインドフルネス占星術
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占い・文/Saya

Saya
『ヨガジャーナル・オンライン』の毎月の星占いでもおなじみのSayaさんが占星術と出会ってから、読んできた占星術の和書を紹介した極上ブックガイド。著者や訳者を中心に、鏡リュウジさん、松村潔さん、SUGARさんら占星術家や研究家、セラピストに会いに行き、対話を重ねている。占星術の世界を概観したい初学者、学びの道のりを整理したい中級者にも。/『占星術ブックガイド~星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集(説話社)

アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。

イラスト/maegamimami

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イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。

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アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。



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