Sayaのマンスリー星占い【マインドフルネス占星術】12星座共通/6月の運勢
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
12星座共通の、今月の星まわり
6月4日のいて座での満月のあと、5日に愛と美の星・金星がしし座に入ります。いて座も、しし座も火のエレメントの星座であり、とても直観的。自由を愛し、創造的でありたい気持ちが高まっていきそうです。
しし座には行動や戦いの星・火星も滞在中なので、愛し方も愛され方も、このあとは、しし座的なものになると考えるといいでしょう。しし座の守護星の太陽は、地上ではたったひとつのものとして輝いているもの。多くの人が自信を持つとともに個性を認めてほしくなり、唯一の存在として、自己主張も激しくなりそうに思えます。事実を指摘しつつ、構築していくタイプより、相手のなかにも自分のなかにも個性や魅力を認め、てらいなく褒める人が人気者になりそう。
そんななか、11日にはまず変容の星・冥王星がみずがめ座を去り、やぎ座へ戻ります。冥王星がみずがめ座に入ったのは3月24日ですが、その頃から、生まれ変わったような感覚でいた人も、新しい秩序から古い秩序へと逆戻りするような感覚もありそう。古い考えを持つ人からの締め付けも激しくなるかもしれません。同じ日には思考や伝達の星・水星がふたご座へ。水星はふたご座の守護星でもあり、コミュニケーションが活発に。あちこちで、さまざまな会議が行われるかもしれません。
18日のふたご座の新月には現実化とルールの星・土星がうお座で「逆行」を始めます。水星もふたご座に滞在しており、仕切り直し、対話を始めるといった印象です。土星がうお座に入ったのは3月7日ですが、その頃から進んでいたことが停滞し、逆戻りする感覚もあるかもしれません。いったん選択したことであっても、違うと感じたら、やり直すくらいの潔さが必要だと言えるでしょう。
21日には太陽が、27日には水星がふたご座を去り、かに座へ入ります。家族や身内を守ることがとても大切に感じられるかもしれません。全体に、古い事象が戻ってくるときでもありますが、ノンストップで走っていた人たちも少し歩みを止めましょう。休息を取りましょう。休むために話し合いましょう。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
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Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
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