POSE & BODY
【季節の変わり目】心身の不調が起きやすいのはなぜ?乱れやすい自律神経を整えるヨガポーズ
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副交感神経を活性化
冬から春にかけては生活環境の変化を経験する人も多いでしょう。新しい環境に慣れようとしている時は無意識のうちに心の緊張が続き、その緊張が体の緊張にもつながります。一日の終わりには高まった交感神経の働きをおさえる(副交感神経を活性化する)ことが大切。楽な姿勢で呼吸をゆったりとさせて心身がリラックスできるポーズや、前屈系のポーズがおすすめです。
合せきのポーズ
ポーズをとっている間は目を閉じると自分の内側に意識を向けやすくなり、これによっても心がより落ち着いていきます。
やり方:
1. 足の裏を合わせて両膝を外側に開く。股関節まわりや膝がつらい時は太ももの下に丸めたブランケットなどを置いて膝の位置を高く保つ。
2. 息を吐きながらゆっくりと上半身を倒して腕の力を抜く。
3. 上半身の重さに身を任せてポーズをホールドして数呼吸続け、終わったらゆっくりと上半身を起こす。
アパナーサナ
仰向けになって両膝を抱えるポーズです。太ももがお腹にあたることで内臓をやさしく刺激する効果もあり、交感神経が優位なときには低下しがちな消化機能が活性化します。膝に負担がかかってチャイルドポーズが難しい人にもおすすめです。
日々の食事や睡眠、生活リズムにも気をつけながら、季節の変わり目におこりやすい心身の不調の緩和や防止にぜひヨガポーズも取り入れてみてください。
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AUTHOR
吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。
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