Sayaの星占い【マインドフルネス占星術】12星座共通/12月の運勢
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わり始めます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネス占星術のスタートです。
今年も残すところ、ひと月となりました。みなさんにとってはどんな一年でしたか。12月の目立つ星の動きとしては、12/1の境界を溶かす星・海王星のうお座での「順行」があります。この5ヶ月あまり、海王星「逆行」がもたらしていた「不安や幻想の世界」で感情がさまよっていた人も、意識が少し明晰になるのを感じそう。
次に、12/4に「海外・旅・アカデミックな世界」を象徴するいて座で新月&日食があります。新鮮なアイデアが湧いてくるのを感じそう。12/13には行動や戦いの星・火星もいて座に入り、明るいムードが漂う反面、抑圧されていた感情が外にあふれてくることも。ストレスが溜まっている家族やパートナーに気を配ってあげて。
12/14には水星がやぎ座に入ります。「成功・達成」を象徴するやぎ座には愛と美の星・金星や変容の星・冥王星もありますが、12/19に金星が「逆行」をスタート。認められたい気持ち、成功や達成を期待する気持ちがからまわりしてしまうことも。年末年始を挟み、社会的に顧みられていないように感じてしまいやすいので、できるだけ人と関わり、孤独にならないようにしたいですね。
12/22には太陽がやぎ座へ。この傾向がますます強くなるなか、12/24にはみずがめ座の現実化とルールの星・土星とおうし座の自立や変革の星・天王星がハードな角度を形成。連想されるキーワードは、「二極化」。経済的な不公平感がありそうなタイミング。そして、12/29に拡大と保護の星・木星がうお座へ入ります。社会的弱者へのケアがとても大切になるでしょう。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
AUTHOR
Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
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