【アーユルヴェーダで季節の変わり目の不調改善】今秋は「火」を意識して過ごすとよい?理由と実践法

 【アーユルヴェーダで季節の変わり目の不調改善】今秋は「火」を意識して過ごすとよい?理由と実践法
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manami
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2021-10-14
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朝起きたらまずは1杯の白湯を飲もう

”内蔵が冷えている”とはよく聞きますが、特に気温の高い夏は体温を下げようとして身体が無意識に冷たいものを欲します。
自分が思っている以上に、冷たい飲み物や食べ物を選んで摂っていたり、涼しい場所で過ごす時間が多かったりと、見えない身体の中は意外と冷たいことに慣れてしまっているのです。
9月に入って朝晩涼しくなり、温かいものも取り入れやすい時期。
そんな秋の1日の始まりにはお湯を沸かして少し冷ました白湯を取り入れて。
50度前後が適正温度と言われていますが、ビクッと熱すぎず、そっと丁寧に飲めるくらいの肌感覚で楽しみましょう。
朝時間バタバタしがちなひとは、前日の夜に沸かしておいて保温ボトルにいれておくと朝には丁度良い温度に。
夏使用の身体へじっくり暖かさを浸透させて朝のスイッチを入れるように、これからやってくる冬支度として毎朝の習慣にしてみてください。

白湯
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料理には積極的に火を使おう

夏場はそれでなくても暑いのだからと、調理に長時間火を使うことを無意識に避けてしまいがち。
最近では電子レンジを使ってとても簡単に、そしてあっという間にできるレシピもたくさんありますが、今年の秋はできるだけ火を使って調理をすると食材からピッタ(火のエネルギー)を取り入れられるのでおすすめです。
ホットなスパイスを効かせた中華なんかいいですよね。
ちょっと早いかもしれないけど、野菜たっぷりのお鍋でヘルシーに燃やすもありです。
ホクホクとした一口を繰り返しながらじんわりと汗をかき、夏の長雨続きで湿った気分も気づけばすっきり!

火
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秋の夜長に火を灯す「キャンドル」を活用しよう

秋は、日の出から日の入りまでの時間が四季の中で一番短くなり、夜の時間が一番長い季節です。
そんな秋の夜長に、いつもの照明を落としてキャンドルの炎を愛でるなんていうのも五感で楽しむピッタ(火のエネルギー)としてはおすすめです。
炎は直接的なピッタ(火のエネルギー)エネルギーも強く、視覚から取り入れることでマインドに暖かさをもたらしてくれます。
好きな香りのキャンドルであればなおさら、リラックス効果も高まって睡眠の質もアップ。
心地よい風に揺れる炎に癒やされながら読書の秋を楽しむのもまた、秋の夜長の贅沢です。

キャンドル
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最後に

改めて振り返ったこの夏は、コロコロと変わる天候に振り回されつつ、遠くに行けないもどかしさと共に身近にある夏らしさを探しまわるという、なんとも風の時代らしい目に見えない夏を楽しんだ気がします。
そうしてやってきた季節の変わり目。わたしたちの心や身体が何を欲しているのかを丁寧に感じながら、じっくりと温かいピッタ(火のエネルギー)をぜひ側においてみてくださいね。

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manami

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2012年より某大手ホットヨガスタジオにて約10万人に向けレッスンを行う。店長として新店舗立ち上げに多く携わりながら、トップインストラクター、インストラクター育成トレーナーを兼任。店舗運営や人材育成を行うスーパーバイザーとして関西十数店舗を担当し独立。オーストラリア、フランスに渡りサスティナブルな生活を学ぶ。帰国後、京都を拠点に非公開寺院でのお寺ヨガ開催や、ウェルネスホテルでのヨガクラス、オーガニックブランドとのタイアップイベントなど、ヘルシーなライフスタイルの提案を行っている。RYT200・500指導者養成講座トレーナーとして全国各地でリトリート開催、オンラインや対面講座を行う。ライター、イラストレーター、プランナーとしても活動中。 マタニティヨガTTC/ムドラーヨガTTC /骨盤底筋TRヨガTTC /美骨盤ヨガTR /シニア&チェアヨガTR /タイ古式マッサージセラピスト(タイ政府認定)/ナチュラルビューティースタイリスト/サウナスパ健康アドバイザー



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