胃腸の調子がイマイチなのは夏の名残?秋を100%楽しむためのアーユルヴェーダ的アドバイス

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胃腸の調子がイマイチなのは夏の名残?秋を100%楽しむためのアーユルヴェーダ的アドバイス

HIKARU
HIKARU
2021-10-08

ヨガ講師でアーユルヴェーダカウンセラーとしても活動するHIKARU先生に、アーユルヴェーダの知恵を借りて、日々を心地よく過ごすヒントを教えていただきます。

朝晩はぐっと涼しく過ごしやすい季節がやってきました。日によっては寒暖の差があり、時には台風もやって来る不安定な気候がしばらく続きそうです。しかしながら、自然界からの収穫が豊富で、月の光も輝きが増していく楽しみもあります。今回は、この秋を100%楽しむために、食事の方法を中心にいくつかのポイントを紹介します。

ピッタのエネルギーが悪化しやすい季節

夏に蓄積したピッタ(火のエネルギー)が悪化しやすいのが秋です。ピッタの主な働きとして、消化作用があります。涼しくなってきて、さあご馳走を食べようと意気込んでも胃腸の調子がイマイチなのは、夏に蓄積したピッタが悪さをしているのかも知れません。

食事を始める前に、いくつかの問いかけをしてみましょう。

・お腹が空いている?

・どのくらい食べられそう?

・目の前の食事を食べた後にはどんな感じになりそう?

空腹感は消化機能の準備が整っている証拠ですから、もしお腹が空いていない時には無理して食べないことです。いつもよりは少食にしたり、お白湯を飲んだりして一食スキップすると胃腸が休まって、次の食事の時にはきっと食欲が戻ってくることでしょう。

どのくらい食べられそうかを一息入れて考えてみると、これから食べる速度を落ち着かせてくれます。忙しくしている時には、あまり食事と向き合わずに、パパーッとそのまま口に放り込んでしまうことでしょう。そして、食後にはどんな感じになりそうかを想像してみると、食べ過ぎを防いでくれます。早食いや、ながら食べをしていると食べ終わって少し経ってから、やっと食べすぎていたことに気がついて後悔することもあるかと思います。

これらの食前の問いかけを経て、いよいよ食べ始めたら、五感を楽しませながら美味しくいただきましょう。秋の旬の食材の色や形、盛り付けの工夫などで視覚を楽しませ、よく噛みながらその音を楽しみ、噛んだ時に鼻に抜ける食材の香りや歯触りなどを堪能してください。そのような豊かな食事の時間を過ごされていると、もう十分いただきましたという腹八分目が自ずと感じられると思います。

また、寒暖の差や不安定な天候は、体力だけでなく消化力の低下にも影響を与えますので、そのような日には、より食事の取り方を意識してみてください。

食後にはお月見を

そして食後には、お月見がおすすめです。月の光はピッタを鎮静させる効果があるため、頭や心を休めてくれます。シルクはピッタを落ち着かせる素材で、肌に触れた瞬間はややひんやりとしますが、身につけていると適度に保温もしてくれる、この時期にはぴったりです。シルク素材のスカーフやショールを羽織ったり、枕カバーをシルク素材にしたりと、ちょっぴり贅沢気分で秋の夜長を楽しむのも素敵ですね。

AUTHOR

HIKARU

HIKARU

アンダーザライト ヨガスクール リードトレーナー、全米ヨガアライアンスE-RYT500、YACEP認定講師、シヴァナンダヨガ正式指導者。アーユルヴェーダ・ヒーリングコンサルタント(日本アーユルヴェーダスクール認定)、Ayurvedic Medicine Practitioner(米国補完医療大学発行)など各資格を取得。AyuSya(アーユシュヤ)にて、ヨガとアーユルヴェーダの叡智を統合させたセルフケアの方法を提供する。著書に「やさしいヨガ」「HIKARUの楽しいヨガ」「はじめての楽しいヨガ」「はじめてのアーユルヴェーダ」(主婦の友社) www.ayusya.jp

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