【たった20回でも効果絶大】ぽっこりお腹に効かせる全面体幹トレーニング
「お腹全体を絞るように引き締めたい!でも苦しい腹筋トレーニングは苦手」という方に、四つん這いでウエストを引き締めるトレーニングをご紹介。ぽっこりお腹を凹ませるだけじゃなく、くびれ作りにも効果的です。お腹全体をしぼるように引き締めていきましょう!
お腹に効かせやすいトレーニングとは
腹筋周りのトレーニングは様々ありますが、特に腹筋が弱いと感じている方オススメしたいのは、仰向け(顔が天井に向いている姿勢)になって上半身を起こす腹筋のトレーニングより、四つん這い(顔が床の方向に向いている姿勢)で行うトレーニング。その理由は、腹筋を使うことに慣れていない方が仰向けで上半身を起こそうとすると、首や肩に力が入りやすく、呼吸を止めて腹筋を縮めるような動きになりやすいためです。四つん這いで手足を動かしながら腹筋を動かす腹筋のトレーニングでは、呼吸と併せて全身を動かしやすく感じられるでしょう。
四つん這いの体幹トレーニングのポイント
今回ご紹介する四つん這いで行うトレーニングは、腹筋だけでなく姿勢を整える効果も期待できます。効いている場所を意識しながら行うことで、より効果を感じやすく&効果を出しやすくなるので、まずは効果を頭で理解するところから始めましょう。
意識するポイント
1.右の膝を右の肘に近づける動きでは、ウエストの横の筋肉にアプローチしたるんだお腹横の筋肉を引き締めます
2.右の膝を左の肘に近づける動きでは、体幹をねじる動きでインナーマッスルにアプローチします
3.呼吸を吐きながらおでこを肘に近づける動きでは、下腹部のぽっこりお腹を引き締める効果とともに、背骨を丸めることで反り腰解消の効果も期待できます
4.膝を伸ばしたり曲げたりする動きでは、姿勢を保つ姿勢筋と呼ばれる筋肉群の1つ、腸腰筋にアプローチします
5.吸いながら目線を正面にし、吐きながら目線を肘に向ける動きでは、首や胸を動かし肩から首回りの姿勢を整えます
この他にも、脚を後ろに伸ばす動きでお尻の引締めになったりと、四つん這いで行う体幹トレーニングは、嬉しい効果がたくさん!
20回でお腹しぼり!体幹トレーニング
お腹にも姿勢にも嬉しい効果が期待できる体幹トレーニング!まずは、片足10回を目標に行っていきましょう。
やり方
1.四つん這いの姿勢になる(お腹がぽっこり落ちないように、少し下腹部を引き入れてお腹を薄くしておきましょう)
2.吸って片足をアップし後ろに伸ばす
3.吐きながら膝を曲げ、肘に近づける
4.吸って脚を伸ばし、吐きながら膝を反対側の肘に近づける
5.さらに強度をアップしたい場合は、膝を肘に近づける際に、おでこも肘に近づける
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AUTHOR
伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。
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