Sayaの星占い【2021年後半の運勢まとめ】うお座が持つ世界観と性質、半年間の運勢は？

うお座の世界観

うお座の世界は、無意識の海を象徴するとも言われます。12星座の旅も一周が終わり、心は集合無意識の海に戻っていくのです。海には境界がないように、うお座は、心がひとつにつながったワンネスの世界でもあります。そこでは誰もが助け合い、相手を否定することもありません。現実感のないユートピアのような世界にも思えます。うお座生まれのあなたも、エンジェルのように他者を愛し、奉仕します。無条件の愛を与えなくてはいけないと思っていますが、愛が裏切られたり搾取されたりすると、依存の問題を抱えてしまうこともあります。

2021年後半のうお座のあなた

優しく、自己犠牲や奉仕の精神に満ち、愛を配りたいと願っているのがうお座です。同時に愛されたい気持ちも強く、守護星の境界を溶かす星・海王星が「逆行」するなか、今は、不安に流されやすいかもしれません。たとえば、自分は愛されていないのではないかといった、事実ではない心理的な不安感は、9/21のうお座の満月までは目立つかも。落ち着くのは、12/1に海王星が「順行」してからになる可能性があるので、うまく付き合っていきたいですね。

愛と美の星・金星や行動と戦いの星・火星に続き、8/12に思考や伝達の星・水星が、8/22に太陽が「人間関係」の領域に入ります。金星は8/16にここを去りますが、信頼できる相手と、誠実に向き合うイメージが。

8/16に金星が、8/30に水星が、9/15に火星が「潜在意識」の領域に入ると、何もしたくないような、のんびりした気分になることも。また、人にとても気を遣うところも出てきそうです。

9/11から10/7頃、とくに9/21のうお座の満月頃は、輝いている人がうらやましくなってしまうことも。あなたも十分、素敵なのですが、不安感からジェラシーに引っ張られやすいのですね。でも、それをうまく使うようにすると、大逆転の可能性も。9/27から10/19の水星の「逆行」期間は、やるべきかやらざるべきか、逡巡することもありそうです。でも、10/7に変容の星・冥王星が、10/11に現実化とルールの星・土星が、10/18に拡大と保護の星・木星が「順行」することもあり、あなたの抵抗感は徐々に消えていきそう。

ただ、10/30以降は、火星も「ステップアップ」の領域へ。憧れのあの人に近づけるように動いてみましょう。11/19の満月＆「食」ではあなたの発信が世の中に伝わりそうです。

12/4には「キャリアやライフワーク」の領域で新月＆「食」があります。とくに海外やアカデミックな世界と関わっている人は影響が大きいかも。12月になると不安に流されやすい傾向は落ち着きますから、来年の仕事やプライベートについても、じっくりと考えを深められるでしょう。忙しい年末ではありますが、瞑想などしつつ、自分の本当の望みを探っていきたいですね。

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占い・文／Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』（1540円/集英社）が好評発売中。

イラスト／maegamimami