Sayaの星占い【2021年後半の運勢まとめ】やぎ座が持つ世界観と性質、半年間の運勢は？

やぎ座の世界観

好きなこと、興味のあることの探求はしても、目的は見えないし、達成しなくても満足。それがひとつ前のいて座の世界だとしたら、やぎ座の世界では目的を同じくしたすべての人が同じルールのもと、高い山の頂上を目指しているようです。やぎ座生まれのあなたも、ヒエラルキーや序列が確立している社会の中での自己実現を好みます。正しさを追求する、生真面目で一本気なエネルギーの持ち主でもあり、煉瓦でしっかりと堅牢な城や城壁を作り上げることを望んでいるはず。ただ、それが行きすぎると、自分に失敗を許せなくなる恐れもあります。

2021年後半のやぎ座のあなた

内側に冒険心を持ちながらも、堅実さも忘れないやぎ座のあなた。守護星の現実化とルールの星・土星は、やぎ座にとっては、「経済や豊かさ」の領域に。拡大と保護の星・木星も12/29まで、この領域に滞在するので、今年後半は、経済的な基盤を作るようにしたいですね。もし収入は減っても仕事量も減り、ゆとりができるというように、全体的に改善されていきそう。時間当たりの単価は上がりそうですね。7/24に続き、8/22の満月では改善すべきポイントが見えます。

一方、愛と美の星・金星や行動と戦いの星・火星に続き、8/12に思考や伝達の星・水星が、8/22に太陽が「ステップアップ」の領域に入ります。金星は8/16に去っていますが、とても計画的になれるタイミング。仕事を一年休んで、勉強してみたい。何年もかかる資格取得の勉強をスタートさせたい。そんな成長への意欲が出てきたら、自分に正直になってみて。

8/16に金星が、8/30に水星が、9/15に火星が「キャリアやライフワーク」の領域に入ると、仕事で認められたい気持ちが高まりそう。実際に人気もあり、楽しく過ごせるでしょう。ただ、9/27から10/19の水星の「逆行」期間は、進めていた企画が暗礁に乗り上げることも。でも、10/7に変容の星・冥王星が、10/11に土星が、10/8に木星が「順行」すると、春からの問題は徐々に答えが出始め、それほど悩まなくなるはずです。

ただ、9/11から10/7頃は、友達や同僚がうらやましくなることも。10/30以降は、火星も「仲間や未来」の領域へ。大好きな人ほど、なぜか依存してしまうこともありそうです。11/19の満月＆「食」では自分がやりたいことにもっとフォーカスし、楽しく過ごしてみると、そんな気持ちからは抜けられるはずです。

12/1に境界を溶かす星・海王星が「順行」、12/4には「集合無意識」の領域で新月＆「食」が待っています。周囲を見ては自分だけ違うようでなんとなく不安になる、悲観的な予測をするといったところは消えそうです。あまり心配しなくても、来年の春になると、新しい居場所でも認められている感覚が生まれてくるはずです。

マインドフルネス占星術とは？

アストロロジー・ライターSayaさん×イラストレーターmaegamimamiさんによる月間12星座占い「マインドフルネス占星術」。星のようすを知ることで過去や未来の不安や心配に心捉われず、今起きていることを冷静に見つめられる「マインドフルネスな占い」。ヨガジャーナルオンライン公式サイト、公式LINEで毎月1日に好評配信中。

占い・文／Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』（1540円/集英社）が好評発売中。

イラスト／maegamimami