Sayaの星占い【2021年後半の運勢まとめ】さそり座が持つ世界観と性質、半年間の運勢は？

さそり座の世界観

ひとつ前のてんびん座の世界は調和のある美しい世界ですが、どこか表面的な点も。お互いに踏み込まないので、本音が見えてくることも、腹を割ることもないのです。そんなどこか都会的、貴族的な世界に疲れた人は、さそり座では自分のルーツを探すように、人間がありのままに暮らす辺境に向かいます。イメージは、ジブリ映画の『風の谷のナウシカ』。子宮を象徴するとも言われるさそり座は、そんなノスタルジックで、包み込むような母性にあふれています。さそり座のあなたは、受け入れ、受け入れてもらうことを切実に求めているはずです。

2021年後半のさそり座のあなた

カリスマ性があり、どこか特別な存在であるさそり座は、普段は、外での活動で目立っているものですが、今年後半は、「居場所」がテーマに。拡大と保護の星・木星と現実化とルールの星・土星の両方がこの領域に。安心できる居場所が見つかり、腰を据えるような感覚があるのが今年後半です。取捨選択が行われていきます。7/24に続き、8/22の満月では居場所のありがたさを実感することに。

一方、8/12に思考や伝達の星・水星が、8/22に太陽が「仲間や未来」の領域に入ります。行動や戦いの星・火星もこの領域にあるので、「話し合い」が大切になるでしょう。ともに語り合い、同じ企画を実行していく楽しさがあります。

8/30に水星が、9/15に火星がひとつ前の領域に入ると、やりたいことを実行するための根回しに動くことになるかも。一種のフィクサーのような、あなたのカリスマ性が光ります。9/11に愛と美の星・金星がさそり座に入ると、あなたを認めてくれる人も多く、動きやすくなるはず。10/7まで、金星はさそり座に滞在します。ただ、9/27から10/19の水星の「逆行」期間は混乱する事態も。

10/7に守護星の変容の星・冥王星が、10/11に現実化とルールの星・土星が、10/8に木星が「順行」することもあり、やるべきことへの抵抗感はなくなりそう。10/30以降、火星がさそり座に入ると、さらにギアを踏み込んでいくような感覚が。やるべきことにコミットし、前のめりなまでに進んでいきます。他者の存在が目に入らなくなりそうな過集中には気をつけたいですね。

11/19の満月＆「食」は、「人間関係」に変化をもたらしそうです。これまで、つかず離れずでいた関係でも、いったんは切れることも。12/1に境界を溶かす星・海王星が「順行」すると、恋愛ややりたいことへの幻想は落ち着き、現実を見つめられるように。そして、12/4には「経済や豊かさ」の領域での新月＆「食」が待っています。12/13に火星がさそり座を去り、この領域に入ってからは、「食」で起こった出来ごとに沿って、力強く行動していきたいですね。転職もあり得るとき。経済的に落ち込みがあっても、ここから挽回していくことになりそう。

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占い・文／Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』（1540円/集英社）が好評発売中。

イラスト／maegamimami