Sayaの星占い【2021年後半の運勢まとめ】てんびん座が持つ世界観と性質、半年間の運勢は？

てんびん座の世界観

ひとつ前のおとめ座では個人を完成させることに重点が置かれていました。でも、てんびん座では他者の存在が強く意識されます。森の中の修道院に隠れ住んでいるようなおとめ座とは違い、てんびん座では客観的に美しいかどうかが問われるので、人工的な建築やスタイルのある家具、トレンドのファッションが生まれます。てんびん座生まれのあなたは、他者にどう思われているかを気にする傾向が。特定のグループ内でセンスがよいと思われることも大切になりますし、声高に意見を主張するより、調和した穏やかさを何よりも愛しているはずです。

2021年後半のてんびん座のあなた

美意識が高い分、他者からの見られ方を気にしてしまうてんびん座。自分のやりたいことをもっと意識したいのが今年後半です。と言うのも、7/28にてんびん座にとっての「恋愛や創造」の領域へ入った拡大と保護の星・木星は、この領域に12/29まで滞在します。現実化とルールの星・土星もまだこの領域にあります。やりたいことをやるためのチャンスが多い一方で、制限を感じることも。ブレーキとアクセルを同時にかけているような、そんな感覚があるかもしれません。それでも、7/24に続き、8/22の満月もこの領域で起こるので、やりたいことやミッションが明らかに。迷いはあっても、やるべきことに邁進して。

一方、8/12に思考や伝達の星・水星が、8/22に太陽がひとつ前の領域に入ります。行動や戦いの星・火星もこの領域にあるので、意識しないでいると、神経質になってしまうかも。ただ、その間、8/16に守護星の愛と美の星・金星はてんびん座に到来。あなたの優雅さや美しさが輝き、普段以上に人気も得られるとき。愛される楽しさを存分に感じられそう。この流れは、9/11まで続きます。

8/30に水星が、9/15に火星がてんびん座の頭上にやってくると、優柔不断になりがちですが、調整役として、周囲をまとめあげる手腕が問われます。自分の主張はせずに相手のやりたいことを引き出すことができると、評価が高まりそう。ただ、9/27から10/19の水星の「逆行」は、てんびん座の頭上で起こります。ここでは迷ったり、揺らいだり。10/6のてんびん座の新月ではそのなかでも、あなたの意見を表明することが求められるでしょう。

10/7に変容の星・冥王星が、10/11に現実化とルールの星・土星が、10/8に木星が「順行」することもあり、居場所でのプレッシャーも、やりたいことができないもがきも落ち着きそう。ただ、10/30以降、火星が「経済や豊かさ」の領域へ入ると、踏み込みすぎる傾向には気をつけて。11/19の満月＆「食」以降は、抱え込む癖を手放すといいでしょう。12/1に境界を溶かす星・海王星が「順行」すると、仕事の悩みも一段落。そして、12/4には「環境や伝達」の領域での新月＆「食」があります。発信が欠かせません。

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占い・文／Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』（1540円/集英社）が好評発売中。

イラスト／maegamimami