直感に従う瞑想の効果とやり方を解説
INTUITION MEDITATION

INTUITION MEDITATION

ポーズのやり方

1

はじめに、自分に行う質問を考える。できるだけ明確なものにすること。そして質問を書き出す (ここが重要である—書く行為によって質問や問題が具体的になる)。まずは抱えている問題や、人間関係、生活についての解決法をたずねることからはじめる。そして、悩んでいる自分の習慣や、心の癖についての見解をたずねてみよう。

2

背中をまっすぐに伸ばし、余計な力を入れずに、目を閉じて快適に座る。そして心の中で質問を思い浮かべる。質問を数回なげかけて、わきおこってくる感情をとらえる。この練習自体への拒絶感も含めて、浮かんでくるさまざまな思いに気づこう。重要だと思うものは書きとめておく。

3

呼吸のリズムを錨のように固定する。心がリラックスして静まるまで、呼吸に集中する。

4

さらに集中を深めていく。心臓の中心部(胸の中央)か腹部の中心部(へそより8センチ下あたりの体の奥)に意識を向ける。あるいはイメージを利用しよう。静かな洞穴で、階段を降りている自分の姿を思い描きながら、完全に静寂に包まれるまで、一段一段降りていく。

5

その静寂な場所で、自分の中の賢人、つまり、自分の最も深い部分にいる賢者に姿を現してもらうように頼む。自分が敬う守護神、指導者、賢人がいるなら、その人に頼む。代わりに、万物やタオ、すべての源から導きを得たいと思うかもしれない。だが今は自分の内なる智恵に頼むだけで十分だ。

6

質問をなげかけて、静かに待つ。期待も失望もせずに、あらわれるものを待とう。答えとなる直感は、いつも言葉であるとは限らない。感情、イメージ、他人の言葉かもしれない。また、質問をしても、すぐに答えが返ってこないときもある。直感はしかるべきときにうまれる。質問の種を植えたら、24〜48時間は注意深く待つこと。その間に答えが出てくるからだ。

7

答えがあらわれたら、それらを書きとめる。一つずつ心にとめて、浸透させる。わきおこる感情についても、書き留めよう。答えを解釈したくなるかもしれないが、意識にとどめておくだけで十分だ。続けるうちに、自然に意識が変わってくる。もしその答えが批判的であったり、厳しかったり、非難するものであれば、おそらく自分の深い源から発せられたものではないだろう。

8

最後に、直感を行動に移す手段を考えよう。ここからが本番だ。直感的なガイダンスに従う唯一の方法は、それを試して、結果を知ることだ。

同じ姿勢でできるポーズ