【カイロプラクティック×生体力学×ヨガ】世界で流行中「カイウトヨガ」 創始者が語る特徴と方法論

7. 椅子を利用したアルダパスチモッターナーサナ（半分の座位の前屈）で足首と太腿を動かすポーズ
座っていないほうの椅子にボルスターを置き、右足のかかとをのせる。左足を床に下ろす。椅子の前方に腰掛けて、右足首を曲げる。頭の力を抜いて脊柱を丸くする。右太腿を外旋させて、右足の指が部屋の右側を向くようにする。１分間保持したら、上体を起こす。反対側も同様に行う。

8. 椅子を利用したパスチモッターナーサナ（座位の前屈）で足首と太腿を動かすポーズ
両方のかかとをボルスターにのせて、両脚と両足首を軽く押し下げる。両足首を手前に曲げて、左右の大腿骨を股関節から外旋させる。脊柱は丸くなるままにしておく。目を閉じて、この姿勢で感じられる微妙な感覚を味わう。６分間保持したら、ポーズを解き、立ち上がって少し歩く。

9. アルダパドマーサナ（半分の蓮華座）で腕を伸ばすポーズ
床に座る。右脚を手前にして脚を交差させる。左坐骨を前方の壁に平行にする。両手で右足首の外側をつかんで左太腿の上（膝の近く）にのせる（左膝の前にブランケットかボルスターを用意してそこに右足をのせてもよいし、椅子に座った姿勢で右足首を左太腿にのせてもよい）。
上体を前方に垂らす。両手を床に下ろして体から離していく。頭を背骨の延長線上におく。２～３分間保持したら、反対側も同様に行う。

10. スプタスカーサナ（横たわった安楽座）
床に仰向けになり、頭の下にボルスターを置く。両膝を立て、足裏を床に下ろす。右脚を手前にして脚を交差させる。左足首を右膝の下から通して床に下ろし、右足のかかとを左膝の少し前に下ろす。ボルスターの下または頭の下で手を組み、体を休める。１～２分間保持する。反対側も同様に行う。

11. スプタスカーサナ（横たわった安楽座）で腕を動かすポーズ
右脚と左脚を組み替える。組んでいた指を解く。後頭部を床に下ろす。ボルスターを手のひらにのせて、腕を伸ばす。ボルスターの上に片手または両手をのせれば、肩甲帯にかかる圧力を和らげられる。２分間保持する。脚を組み替えて、反対側も同様に行う。

12. シャヴァーサナ（亡骸のポーズ）
頭の下にピローまたはボルスターを置く。腕を両脇に下ろしてゆるめる。脚を腰幅よりやや広めにして、足先を両側に自然に開く。目を閉じて、一連のポーズによって起きている変化を感じ取ろう。

指導●フランシスコ・カイウト
カイウトヨガの創設者。カイウトヨガのスクールは世界中で18校を数える。kaiutyoga.com

モデル●クレイグ・ヘネヴェルド
カイウトヨガのティーチャーのひとりで、コロラド州ボルダーのカイウトヨガスタジオの共同創設者。kaiutyogaboulder.com