【仕事中にすぐに気が散るあなたへ】創造性を高め、集中力を目覚めさせる「ヨガの練習法」
創造性を高めるためのシークエンス
創造的な火花を再び燃え上がらせる最良の方法のひとつは、考えるのをやめて体を動かすことだ。さあ、ヨガマットに立って、(必要なら)心地いい音楽をかけて体とひとつになろう。
このシークエンスで大事なのは、全身をくまなく動かしながら楽しむことだ。もっと深くストレッチをしたいときは、好きなだけホールドしよう。いくつかポーズを組み合わせて短いヴィンヤサフローをつくり、甘い瞑想と長くて心地よいシャヴァーサナで締めくくるのもいいだろう。クリエイティブになろう!
1.マッツヤーサナのバリエーションブロックを用いた魚のポーズ
このポーズは首の前を伸ばしながらセイクラル・チャクラの創造の泉を刺激し、ハート・チャクラのバランスを整える。喉を開くことでイメージを具現化するためのスペースが生まれる。さらに外部からの刺激に惑わされない安定感とともに、意識を自由に解き放てるようになる。
肩の下でブロックを安定させて仰向けに横たわる。脊椎を安全に伸ばすために、前腕を体側近くに引き寄せて地面を押しながら胸を引き上げる。この動作によってスペースが生み出され、大腰筋(脊椎と脚をつなぐ筋肉)が伸びる。呼吸を止めずに、頭をゆっくりと地面のほうに垂らす。
2.四つん這いのバリエーション
このストレッチでは喉を開くことで表現力、新しい考え、協調性を促す。さらに長時間のキーボードやラップトップの使用から生じる手首と前腕の緊張を和らげる。
四つん這いの姿勢から、両手を少しずつ外側に回転させる(右手は時計回り、左手は反時計回りに)。快適であれば、指先が膝のほうを向くまで手首を回し続ける。伝統的な漢方医学から哲学を引き出したカトナヨガの理論によると、手首を伸ばすと肺が開いて強化される。これにより換気量が増えてより長く息を吐けるようになるため、副交感神経系が活性化されて心身に落ち着きがもたらされる。
3. アンジャネーヤーサナのバリエーション/アローランジ
このバージョンのローランジでは、頭を高く引き上げて目標に集中しながら、背骨を力強く真っすぐ保ち、クラウンチャクラを活性化させる。
後ろの脚の膝を曲げたり伸ばしたり、さらに両腕を頭上や後方に伸ばしたり(あるいは背中の後ろで手を組んだり)しながら大きく動いてみよう。腕を頭上に伸ばし、後ろの膝を床に下ろしてローランジの姿勢に入ったら、後ろの膝を伸ばして体を前傾させ、両腕を体側に沿って後ろに伸ばしてアローランジに入る。
4.ウトゥカタコーナーサナ/女神のポーズ
この力強いポーズではバランスと安定感を鍛え、太腿、腰、股間を深くストレッチできる。両脚を開き、膝とつま先の向きを揃えたら膝を曲げ、両腕を頭上に伸ばす。女神のポーズでは創造性と官能性に関わるセイクラル・チャクラ、さらにソーラープレクサス・チャクラが刺激され、エネルギーの流れが整いやすくなる。
5.ウッティタートリコナーサナ/三角のポーズ
このポーズでは体が長く伸びる感覚とともにスロート・チャクラとクラウン・チャクラが刺激され、さらに胸が大きく開いてハート・チャクラの詰まりが解消される。
膝を伸ばしすぎないように気をつけて、関節を痛めないようにしよう。より安定するために筋肉を鍛えたいなら、前の膝を曲げて前腕を太腿にのせる。後ろの手は腰にそえて、背骨を真っすぐに保つ。
6.ヴィーラバッドラーサナⅢ/戦士のポーズⅢとジュピタームドラ
腰を安定させ、体の背面を強化し、バランスを改善するパワフルな立位ポーズ。セイクラルやソーラープレクサスを含む複数のチャクラを同時に刺激することで創造力のジュースをあふれさせ、創造する意志力と自信を高めてくれる。人差し指だけ伸ばしたジュピタームドラは、リスクや労力を伴う仕事に取り組むときに、どんな障害も克服できることを思い出させてくれる。
ポーズで両腕を前方に伸ばしながら、指を組んでジュピタームドラを行う。自分自身が広がる感覚や、未来の大きな可能性を味わえるだろう。
7.パドマーサナ/ ロータスポーズ(蓮華座)
この瞑想的なポーズでは揺るぎない安定感とグラウンディングを培いながら、第三の目に意識を向ける。さらに千枚の花びらの蓮の花に象徴されるクラウン・チャクラを開き、自身を開花させ、最大限の成長を可能にする深い学びへと導いてくれる。
フルロータスを行うには、脚と膝の柔軟性と体幹の強さを要する。股関節の可動域や膝に不安がある場合は、片足だけを反対側の腿の付け根にのせるハーフロータスポーズを試そう。
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