【寝つきが悪いと感じたら試してみて】副交感神経を優位にするヨガ動画
三寒四温を繰り返すこの頃、寒暖差の影響を受けて不調を感じやすいですよね。こんな時に注意が必要なのが自律神経のバランスの乱れです。今回は、副交感神経を優位にする方法をお伝えします。
交感神経が優位になる原因とは?
自律神経には交感神経と副交感神経があり、私たちは自律神経がバランスよく働いてくれることで心身の健やかさを保っています。交感神経は活動的な時や緊張状態にある時に優位になり、副交感神経はリラックスしている時や休息中に優位になります。日中に活動している時間帯は交感神経が優位に働くことで様々な作業がしやすくなり、夜間に休息を取るべき時間帯には副交感神経が優位に働くことで心身を癒し回復しています。しかし、現代社会では交感神経が優位になる場面が多く、それが原因で不調が生じることが多くあります。まずは、交感神経が優位になりやすい習慣を以下に挙げてみましょう。
・仕事や日常生活でストレス過多である
・睡眠不足が続いている
・昼夜逆転しているなど生活習慣が乱れがちである
・食事を抜いたり、不規則な食生活である
・夜遅くまで働いているなど多忙である
・日常的にSNSをよく見て情報過多である
・デスクワークでPCを見る時間が長い
・気づいたらスマートフォンを見ている
・寝る前にも明るい部屋で過ごしている
・ベッドの中でもスマートフォンを見ている
・スケジュールを詰め込みがち
・リラックスする時間にもテレビや動画配信サービスなどを見てディスプレイを見ている時間が長い
いかがでしたでしょうか?ひとつでも思い当たる場合は、交感神経を優位にする原因を作ってしまっているかもしれません。
交感神経が優位な状態が続くと生じる不調とは?
交感神経が優位な状態が続くことで、私たちの心身に不調が生じやすくなります。以下の項目のような不調が続く状態が気になっていたら、自律神経のバランスの乱れが原因かもしれません。自分に当てはまる不調があるかチェックしてみましょう。
・イライラしたりせかせかしたり落ち着かない
・気分の浮き沈みが激しい
・パニックになりやすい
・寝つきが悪かったり、睡眠の質が悪く寝起きから疲れている
・便秘または下痢である
・食欲が出ない
・頭痛がすることが増えた
・動悸や息切れがする
・汗をかきやすい
・ほてりを感じることが増えた
いかがでしたでしょうか?上記に当てはまる項目があったら、状況が悪化する前にケアしていきましょう。
副交感神経を優位に導く方法とは?
交感神経が優位な状態が続いてしまったら、意識的に副交感神経を優位に導いていきましょう。まずは、交感神経が優位になる原因を改め、副交感神経を優位にするリラックスタイムをつくっていくことが大切です。ぬるめの湯船にゆったり入ったり、就寝前は照明の照度を落としてディスプレイを見ることをやめたり、睡眠リズムを整えたり、生活の中でできることから始めていきましょう。
それでも、忙しく過ごした日にはなかなか頭が切り替わらず寝る前にも交感神経が優位の状態が続いてしまうことがありますよね。そんな時には、以下のリラクゼーションのためのヨガを試してみましょう。日常的に寝る前になったらヨガでリラックスする時間を設けることで、自律神経のバランスが整いやすくなるため、運動習慣がなくてもヨガ初心者でも、全ての方にお勧めです。
ライター/磯沙緒里
ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出合い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンやオンラインでのレッスンも行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。
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