【運動が苦手な人向け】肩こり・腰痛・気分…リモート疲れをまとめて解消するヨガポーズバリエーション
バリエーション1:手を床についたラクダのポーズ
手を床におろしたまま胸を開く、ラクダのポーズのバリエーションです。
やり方
1.正座の姿勢からから、指先を後ろにして両手をお尻の後ろにつく。
2.手で床を押し、腰に負担がかからないようにゆっくりお尻をかかとから持ち上げる。
3.胸を引き上げながら開き、呼吸を繰り返す。
ポイント
首に違和感がある人は、頭を後ろに落とさず、顎を引いた状態でやってみましょう。お尻を上げる事がつらい場合は、かかとにお尻をのせたまま胸を引き上げるだけでも十分です。膝の幅は楽な幅でOK!
バリエーション2:腰に手を添えたラクダのポーズ
最初のポーズに慣れたら、もう少し深めてみましょう。2つ目は、骨盤の後ろに手を添えて胸を開くバリエーションです。
やり方
1.腰幅に膝を開いて膝立ちになる。
2.両手の平を骨盤の後ろに添え、指先を下に向ける。
3.そのまま脛で床を押し、背筋を伸ばす。腿が床と垂直になるように尾骨を前に押し出し、上体をゆっくり後ろへ傾ける。
4.胸を引き上げながら開き、呼吸を繰り返す。
ポイント
つま先を立てた膝立ちでもOK!首に違和感がある場合は、顎を軽くひいてポーズをキープします。腰から折れないように上体を倒す角度も調節しましょう。
胸を開いて体も心のメンテナンスを!
今回紹介したのは初心者用にアレンジしたラクダのポーズです。慣れてきたら、かかとに手を添えて胸を開く、ベーシックなラクダのポーズにもチャレンジしてみましょう。
形は異なりますが、どのポーズも目的や効果は同じです。オフィスにいる時なら、椅子に座ったまま、背もたれに身を委ねて胸を開く方法もおすすめです。肩こり、腰痛をはじめ、その他の疲れやストレスを感じた時には、頑張り過ぎず一旦手を休めて立ちどまりましょう。肩や胸を開くポーズは、体の疲れや滞りをリリースするだけでなく、心を前向きにしてくれ、安心して前進できるように優しく背中を押してくれます。その時の自分に合うポーズのバリエーションで、体と心のメンテナンスをしましょう。いいアイデアが浮かんだら、独自のバリエーションを試してみるのも楽しいかもしれませんよ!
ライター/須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心に活動中。スタジオだけでなく、オフィス出張、屋外など多くの場でレッスンを実施。陰ヨガ・リストラティブヨガからパワーヨガまで、静と動のバランスを大切にヨガの指導を行う。初心者が気軽に参加できるオンラインのクラスも開催中。ヨガと共にアロマの学びを深め、ヨガとアロマのある暮らしを提案する。RYT200取得/フェイシャルヨガTT/骨盤底筋トレーニングヨガTT/リストラティブヨガTT/陰ヨガTT/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト
Instagram:@reiyoga.reikosudo
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