生理中の女性が参加!「womb yoga」がシンガポールで人気の理由
生理期間に不調を感じる人は『月礼拝』がおすすめ
月礼拝は骨盤周辺の筋肉を大きく動かすポーズが組み合わさったシークエンスで構成され、女性本来の機能を整える役割もあると言われています。生理期間中の腰痛や冷え、下腹部痛などの改善にも効果的です。
毎日のアサナプラクティスで太陽礼拝を実践している方も多いとは思いますが、生理期間中は太陽礼拝を月礼拝にシフトするのもおすすめです。
月礼拝のやり方
1.山のポーズ
足の親指をつけ、踵は少し離した状態に立つ。 尾骶骨をたくし込んで、お臍を背中に引き寄せるようにコアを意識する。 胸を張って、肩はリッラクス。目線は前。
2.立位の三日月のポーズ
息を吸いながら、両手を天井に回しながら上げ、頭上で合掌。 息を吐きながら腰を軸に身体を右側へ倒し、目線は左斜め上を見上げる。 身体をもとに戻し、左右を入れ替え繰り返す。
3.女神のポーズ
右足を大きく横に1歩広げ、両方のつま先を斜め45度外側に開く。 息を吐きながら、ひじと膝を直角に曲げる。 尾骶骨をたくし混んで、お臍を背骨に近づける。
4.三角のポーズ
息を吸いながらひじと膝をゆっくり伸ばし、両腕は真横に床と平行に伸ばす。 右のつま先は90度外側、左のつま先は45度内側に。 息を吐きながら、上体を右側に動かし、真横にゆっくりと倒す。 視線は左の指先。
5.ピラミッドポーズ
上体を右側に向け、マットの前の縁と骨盤が平行になるようにアライメントを整える。 お腹から深く前屈する。
6.三日月のポーズ
両膝を曲げて両手を床につけ、左足を大きく後ろに伸ばす。 左足の甲と膝を寝かせ、右足はかかとの上に膝がくるように曲げる。息を吸いながら両手と上体を床から持ち上げる。 視線は斜め上。 左脚の鼠径部が伸びていることを確認。
7.サイドランジ(深い伸脚)
両手を下げ、身体を左に向ける。右のかかとをマットにつけ左足を真横に伸ばす。 指先は軽く床につき、左の内もものが伸びていること、背筋が伸びていることを確認。
8.マーラーサナ
左脚を引き寄せて、つま先と両膝を斜め45度外側に向ける。 腰を落とて胸の前で手を合わせ、膝の内側を両ひじで押す。 背筋と首筋を伸ばす。
ここまでが1クール。以降は、左右を逆転させ以下の順序で行う。
• サイドランジ
• 三日月のポーズ
• ピラミッドポーズ
• 三角のポーズ
• 女神のポーズ
• 立位の三日月のポーズ
• 山のポーズ
自分自身の身体の声に耳を傾けて
生理期間中は、浮き沈みの激しい時期でもあります。だからこそいつも以上に自分を大切にするためのケアが必要。womb yogaのように誰かと生理の辛さを共有することで救われることや、自分の身体に合ったアサナプラクティスをすることで、生理期間中の身体の不調改善に繋がるかもしれません。
自分の身体の声に耳を傾けて、生理期間中も笑顔でいられる人が増えることを願っています。
ライター/桑子麻衣子
シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。3歳の娘Emmaと夫と3人暮らし。妊娠、出産、育児を経験しヨガを深めたいとインスタクターの資格を取得。Webメディアを中心に記事を執筆しながら、人にも地球にも優しいサステイナブル(持続可能)な暮らしの実践を目指すウェブメディア「House of Emma」を運営。ヨガの教えに基づいた「誰でもどこでもできる」をキーワードに、それぞれの暮らしに寄り添ったエコフレンドリーなファッション、ビューティー、ライフスタイル、ヘルスケア、旅行の提案をしている。
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