POSE & BODY
「肩こり」原因の筋肉を知ろう!理学療法士による3つの肩こりセルフマッサージ
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肩こりの原因となる筋肉は?
肩こりを起こす筋肉は、主に次の2つの筋肉です。
・僧帽筋(そうぼうきん)の上部
・肩甲挙筋(けんこうきょきん)
この2つの筋肉は首から肩甲骨へとつながる走行が似ていて、共通した動きは、両肩をすくめた時のように、肩甲骨を耳の方に持ち上げる「挙上」という動きです。
この筋肉の辺りを押すと痛気持ちいいような、肩こりの人はここの筋肉の硬さも充分自覚していることと思います。よくこの部分をグーでトントン叩いたり叩いてもらったりすると思いますが、自分でできるちょっと違ったマッサージを後ほど紹介します。
ほかにも、肩こりの原因となる筋肉はいくつかありますが、今回は脇の近くにある、
・大円筋(だいえんきん)
・広背筋(こうはいきん)
の2つの原因筋にも注目しましょう。
この2つの筋肉同士も、脇の辺りで走行が重なるようになって部分的に似ていて、共通した動きは、腕を内側にねじるように回す「内旋(ないせん)」という動きです。
肩こりの方は、この脇の部分の筋肉も硬くなっている場合が多いです。脇の筋肉なんてなかなか触ることもなかったと思いますが、肩甲骨と上腕骨とにつながっている、肩部を構成する大切な筋肉です。肩関節周囲炎や肩の可動域制限などの原因になりやすい部分です。ここのマッサージを行うことで肩こりの改善も見込めるはずです。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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