なぜ不安になるの?漠然とした「不安」に対処する心理学アプローチ

 なぜ不安になるの?漠然とした「不安」に対処する心理学アプローチ
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石上友梨
石上友梨
2019-12-16
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2.ヨガポーズ

それでは、不安軽減やリラクゼーション効果が高いヨガポーズを紹介します。

体側を伸ばすポーズ

まずは、胡座の姿勢で座ります。右手をお尻の右斜め後ろにつきます。左手を天井に向けて持ち上げ、そのまま上半身を右側に傾け、左側の体側を伸ばします。余裕があれば、天井を見上げましょう。この姿勢のまま3〜5回呼吸を続け、反対側も同様に行います。

身体をねじるポーズ

次に、同じ胡座の姿勢のまま身体をねじっていきます。右手をお尻の右後ろにつき、左手は左膝に置きます。軽く息を吸って背筋を伸ばし、息を吐きながら上半身を右側にひねります。息を吐くたびにねじりが深っていきます。余裕があれば、顔や目線も後ろを向きます。この姿勢のまま3〜5回呼吸を続け、反対側も同様に行います。

ヨガって効果あるの?不安感へ対処法を臨床心理士が紹介!
体をねじるポーズ/photo by CHRIS ANDRE

子供のポーズ(バーラーサナ)

両足の親指をつけて正座の姿勢をとります。両手を前方のマットにつき、息を吐きながら両手を前にすべらせ指先から両腕、上半身、おでこをマットにつけます。首や肩の力は抜きリラックスしましょう。この姿勢のまま3〜5回呼吸を続けます。

ヨガって効果あるの?不安感へ対処法を臨床心理士が紹介!
子供のポーズ/Photo by RORY EARNSHAW

不安感の軽減やリラクゼーション目的でヨガを行う時は、なるべくゆっくりと動き、ひとつのポーズを気持ちが落ち着くまで時間をかけて行うと良いでしょう。年末になると特に理由なく気持ちがそわそわしたり不安を感じやすくなります。ヨガでセルフケアをしましょう。

ライター/石上友梨
臨床心理士/公認心理師 大学・大学院と心理学を学び、警視庁に入庁。職員のメンタルヘルス管理や、心理カウンセリング、スポーツ選手へのメンタルトレーニングなどを経験。ヨガや瞑想を本場で学ぶためインド・ネパールへ。全米ヨガアライアンス200取得。現在は認知行動療法をベースとした心理カウンセリング、セミナー講師、ライター、ヨガインストラクターなど、活動の幅を広げている。また、発達障害を支援する活動にも力を入れている。

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