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Sayaの星占い（かに座）／9月の運勢【木星の恵みの中で、成長の機会が加速。完璧主義は手放して】

Saya 2025-09-01

なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。

かに座／9月の運勢

木星の恵みのなかで、成長の機会が加速。完璧主義は手放して

愛と美の星・金星、拡大と保護の星・木星がかに座に滞在した8月は、あなたの心にも平安が訪れたのではないでしょうか。金星がかに座を去り、楽しい気分は過ぎ去ったとしても、木星の滞在時期に特有の、守られ、安心する感覚はまだ残っているはずです。家具や雑貨などにも関心が向かい、旅に行くよりも、自宅を快適にしたい、そんなモードに。

そんななか、9月1日に現実化とルールの星・土星が「ステップアップ」の部屋に戻ってきました。5月25日頃から忘れていた感覚、2023年3月以来の感覚が戻ってきそうです。土星は、あなたに成長するようにと働きかけ、さまざまな機会を提供してくるかも。この流れは、9月8日のこの部屋の満月＆月食によって、さらに加速していきそうです。

一方で、2日〜18日には思考や伝達の星・水星が「環境や伝達」の部屋に滞在。周囲の人を世話したり、コントロールしたりしがちですが、19日に金星もここに入ると、気持ちがやわらぎそう。22日のここでの新月＆日食では完璧主義は手放したいですね。同じ日には行動や戦いの星・火星が調和の配置へ。プライドは関係なくなり、気持ちがぐっと大切な人に向かっていくなかで、23日には太陽が「居場所」の部屋に入ります。気持ちのほうは熟していきながらも、とりあえずは均衡を保とうとする。現状維持のマインドになりそう。

月がかに座に入るのは、9月15日から17日にかけて

自宅でゆっくりしたくなるとき。バスタイムや睡眠を充実させて、パワーチャージを。

占い・文／Saya

東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』（説話社）他。

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イラスト／maegamimami

イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエムクルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。

AUTHOR

Saya

アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』（5500円/説話社）が好評発売中。

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