つまりや痛みの出やすい〈ガチガチ股関節〉に効く!メリットばかりの腸腰筋ストレッチ
座りっぱなしから起こる股関節の硬さやつまり感に悩んではいませんか。立ち上がろうとすると、ピキッと痛みが出るかたも。定期的なストレッチで改善しませんか?
座りっぱなしが引き起こすガチガチ股関節
長時間座っていると、股関節周りの筋肉、特に腸腰筋が縮こまります。これが股関節の動きを制限し、動きにくさを引き起こします。同じ姿勢を続けることで血流が悪くなると、筋肉が硬くなり疲労が溜まりやすくなります。
また、座りっぱなしの姿勢は骨盤が後ろに傾きやすくなり、股関節に負担がかかります。これが慢性的に続くと、つまり感や痛みなどの不調につながってしまいます。
座りっぱなしで起こる股関節の不調には、硬くなってしまった腸腰筋を伸ばすストレッチが有効です。
股関節ストレッチの効果
股関節ストレッチには多くの効果があり、身体の機能や健康を改善するのに役立ちます。主な効果は以下の通りです。
●姿勢の改善
股関節周りの筋肉が柔軟になることで、骨盤の位置が正しく保たれ、姿勢が改善されます。
●痛みの軽減
股関節のストレッチは、腰痛や膝の痛みの緩和に効果的です。筋肉の緊張を和らげることで、関節への負担が軽減されます。
●血行促進
ストレッチは血流を促進し、筋肉や関節への酸素供給を改善します。これにより、疲労回復が早まり、筋肉の張りやこりが軽減されます。
●筋力のバランス改善
ストレッチにより、股関節周りの筋肉のバランスが整い、姿勢の改善や運動効率の向上につながります。
●ストレスの軽減
ストレッチはリラクゼーション効果もあり、精神的なストレスの軽減にも寄与します。
今回お伝えするのは硬くなった腸腰筋を伸ばすストレッチです。座りっぱなしで硬くなりやすい腸腰筋は、ももの付け根を伸ばすことでストレッチされます。ポイントは最初から無理に伸ばそうとせずに、息を吐きながら少しずつ伸びを深めることです。身体が温まると伸びやすいので、お風呂上がりにおすすめのストレッチ。座りっぱなしが続いたら、ぜひ行ってみてくださいね。
腸腰筋ストレッチ
1)四つん這いになる。
2)右足を右手の内側に置き、指先を立てる。
3)息を吸って背中を伸ばし、吐きながら両手を右側へ歩かせる。左のももの付け根の伸びを感じる所まで。
4)吐く息で伸びを深めるようにして、5呼吸キープする。
5)反対側も行う。
AUTHOR
mai
『ヨガ×好きなこと=笑って過ごす』をモットーに、誰かの好きなことに目を向けて、ヨガに触れる機会を広めています。ヨガとの出会いは介護福祉士として働き、家事も子育ても手を抜く事が出来ず体調を崩した時期。ヨガを続けることによって心身が安定することを体感し、生きづらさを感じているかたへヨガの魅力を伝えたいという思いで、インストラクターの道へ。ココロとカラダをゆるりとほどく柔らかいヨガで、日常を心地良くするお手伝いをしています。
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