外食が続いている人は内臓が疲れているかも…【内臓疲労を一気に解消】足裏・手のひらほぐしエクサ
連日の外食や暴飲暴食によって消化に時間がかかったり、排泄がスッキリしない…と感じている方は内臓が疲れているかも知れません。今回は内臓ケアにつながるエクササイズをご紹介します。
内臓疲労があると…
年度の入れ替えの時期は外食する機会が多くなり、知らない間に内臓に負担をかけている場合があります。現在のご自身の内臓疲労度はどのくらいか、以下の項目をチェックしてみてください。
● 朝、空腹を感じて朝食を美味しく食べられる
● 白湯を飲んだ時に美味しいと感じる
● 糖分・塩分を好んでは多く摂らない
● 排便がスムーズで、便秘・下痢の症状はない
● 大便は水に浮いている
● 歩くことや運動は定期的に行っている
すべての項目の回答が「はい」であれば内臓は元気な状態ですが、1つでも「いいえ」がある場合は内臓が疲れている可能性があります。
内臓疲労を改善するには
内臓疲労が進んでいくと疲労感が抜けず、睡眠の質が低下したり朝スッキリ目覚められなかったりします。また、口臭も強くなる、むくみがとれない、食欲不振、ホルモンバランスの乱れなどの不調が起きやすくなっていきます。
とは言え、食生活を見直しても疲れがとれないこともあるかも知れませんが、内臓は自分で直接触れることができない部分。そこで、今回は食生活を見直す以外にできることとして内臓疲労を少しでも軽減させるために、簡単にできるエクササイズをご紹介します。
内臓疲労を解消する足裏・手のひら・耳ほぐし
直接触ることができない内臓の疲れを取るには、足裏、手のひら、耳にある反射区を刺激してあげることはとても有効です。
また、内臓と表裏一体の関係にある背中のほぐしも合わせて取り入れるとさらに効果的です。
足裏ほぐし
<やり方>
1)脚を伸ばして長座の姿勢で床に座る
2)片方の足を反対脚の腿の上にのせ、足裏全体を手のひらで優しくこすったり、揉みほぐす
3)呼吸に合わせながら、指先を横に縦に動かしたり指の間を広げる。足と反対の手と足先・指の間を握手するように固定し、足と同じ手をグーの形にし、足裏全体を叩いたり、指の関節でこする
4)呼吸に合わせながら、親指の指の腹で押したり離したりと圧をかける。ゴリゴリするような箇所は優しく丁寧に行ってみてください。
足湯も血液循環が良くなるのでオススメです。足裏の下にテニスボールをコロコロと転がしながら足裏をほぐすことも有効です。
手のひらほぐし
<やり方>
1)右手で左手首を持ち、手のひら全体ブラブラと脱力
2)右手をグーの形にし、指関節を使って右手の手のひら全体をこすったり、優しい圧を加える
3)右手の親指人差し指の腹で、左手の手のひら側と手の甲側をはさんで優しく圧をかける。呼吸に合わせながら押したり離したりと圧をかけ、緩ませるを繰り返す
4)反対の手も同様に行う
足湯同様、手湯も血液循環が良くなりオススメです。
耳ほぐし
<やり方>
1)ホットタオルを耳に当ててしばらくボーッと深呼吸。もしくは、こすり合わせて温かくなった手のひらをお椀型のようにしてそっと耳に当てる
2)深呼吸しながら、人差し指・中指で耳の表・裏を挟むように耳まわりを優しくほぐす。耳たぶ、耳のヒダ全体を優しく引っ張ったり、つまんだり、丸く円を描いたり、耳の内側から外側からとまんべんなくほぐす
背中ほぐし
<やり方
1)正座の姿勢から両手を前へ伸ばす。おでこを床について、ゆったり背中に向かって深呼吸
2)お腹に力を軽く入れ、吸う息に合わせて、背中の下からゆっくり起き上がり、両手を横から持ち上げる。胸を大きく開き、軽く、空を見上げる
3)息を吸いながら背中の下から伸ばし、背骨が心地良く真っ直ぐになる姿勢に。
4)息を吐きながら左手の甲を右太腿の外側へ移動させ、みぞおち裏の辺りから背骨を捻る。みぞおち裏・胸・肩・首の順で捻りが深まるようなイメージで
5)息を吐きながらさらにお腹を凹ませ、息を吸いながら背中の下から捻りをほどくように正面へ戻る
6)反対側も同じように呼吸に合わせて捻る
7)正座の姿勢に戻り、優しく目を閉じ、背中や背骨に向かって深呼吸を繰り返す
AUTHOR
元田裕子
ヨガインストラクター。図書館司書として働いていた頃にヨガと出会う。心身がすっきり解放される感覚に魅了され、指導者資格を取得。現在は、オンラインレッスンのほか、横浜市内のヨガスタジオ、カルチャーセンター、子育て支援施設、神社などでクラスを担当。子どもから大人まで幅広い世代へセルフケアの大切さを伝えている。全米ヨガアライアンス500時間修了/龍村ヨガ指導者養成講座修了/経絡YOGA認定講師。インドのアーユルヴェーダDr.よりアーユルヴェーダ・マルマセラピーを学んでおり、アーユルヴェーダアドバイザー、マルマセラピストとしても活動の幅を広げている。
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