あぐらで膝が浮いてしまう人は【恥骨のキワ】をほぐすといい?たった30秒であぐらが楽になる方法


股関節を柔らかくするためのストレッチは色々しているけど、ガチガチがなかなかほぐれないという方、もしかしたら、とある部位をほぐすだけで、ゆるっと股関節がほぐれるかもしれません!
意外!ここをほぐすと股関節がほぐれる?
股関節の周りには20個以上の筋肉があります。そのため、1つの筋肉だけほぐせば股関節が柔らかくなる、というのは難しい話。しかし、今回ご紹介する部位は、初めてほぐす!という方が多い部位。それは「恥骨のキワ」。筆者のオンラインレッスンでも、恥骨のキワのほぐしを取り入れたところ、
・こんなところをほぐしたのは初めて!
・ここが硬くなっているなんてビックリ!
・一気に股関節が柔らかくなって驚いた
・左右の硬さの差を感じた
など、喜びと驚きのフィードバックがありました。
恥骨のキワをほぐすメリットとは?
恥骨には、様々な筋肉が付着しています。股を挟んで上部は腹筋群。下部は内転筋群。そして恥骨をまたぐように腸腰筋がかぶさっていて、恥骨の内側は骨盤底筋群や内臓も近いと、多くの筋肉が集まっているジャンクションのような場所。

(写真右側は外腹斜筋、左側は外腹斜筋をはがした内側にある内腹斜筋、腹直筋、腹横筋が見える)
イラスト by KANA ITO
恥骨周りをほぐすことで多くの筋肉にアプローチできるほか、特に恥骨上部をほぐすことで、骨盤内=内臓をマッサージできるため、血流アップやリラックス等の効果も見込めます。また、筆者のレッスンのフィードバックからの体感として、PMSや月経痛がある方は、左右差が多い、硬いなどのお声が多いです。
恥骨のキワほぐしにトライ!
床に楽に座り、右脚を伸ばした状態からスタート。まずは右側の恥骨のキワからほぐしていきましょう。
やり方
1.右の恥骨の上に指を当て、吐きながら少し前屈して、指で押していく(痛くない範囲で)
2.指の位置を右側にずらし、骨盤の内側や、恥骨より指3本分くらい上までの範囲を全体的にほぐす

photo by KANA ITO
片脚が終わった後にあぐらになってみると、ほぐした方の膝が床に近づいていたり、ツッパリ感やつまり感がほぐれている感覚があるかもしれません。逆側も同様に行ってみましょう。左右の硬さの差がある場合は、硬い方を少し長めに行ってみましょう。
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