Sayaのマンスリー星占い【マインドフルネス占星術】12星座共通／10月の運勢

12星座共通の、今月の星まわり

すべてのことが動き出す10月というタイミング

9月29日におひつじ座で満月があり、「自分がどうしたいか」がよく見えてくるときでした。そして迎える10月は、すべてのことが動き出す月だと言えるでしょう。心が決まったうえで、行動を始めるときなのです。

とは言え、10月も上旬のうちは、行動や戦いの星・火星と太陽がてんびん座に滞在するなか、10月5日に思考や伝達の星・水星もてんびん座に。人の意見を頼りにしながら動いていた状態から、選択肢が絞り込まれてくるのですが、まだ迷いがあるはずです。そして、9日に愛と美の星・金星がおとめ座に入ると、潔癖なところが出てきそうです。

中旬は一気に踏み込む、支配的なエネルギーが強くなる

でも、10月中旬になると、「欲求」を象徴するさそり座に関係した動きが多くなります。まず11日にさそり座の守護星である変容の星・冥王星が「順行」します。離れていったものがまた近づいてくるような感覚もあるかもしれません。そして、12日には火星が、22日には水星が、24日には太陽がさそり座へ。ひとつ前のてんびん座の距離のある関係から一気に踏み込み、相手を呑み込み、支配していくような、そんなエネルギーにシフトしそう。ただ、さそり座というのは相手とすべてにおいて一致したいという欲求も強くなるときなので、一時的に解放感を味わっていた人も、相手のしつこさや執着心に辟易することもありそうです。一種のストーキング的なものもありそうなのです。

2回の「食」によって、豊かさへ通じる道が見えてくる

そんな10月はまた、「食」シーズンでもあり、15日のてんびん座の新月は日食、29日のおうし座の満月は月食です。15日の日食は、迷いを捨て、心を決めるタイミングとなり、29日の月食は、豊かさを呼び込むエネルギーを起こしていきそうです。おうし座には現在、拡大と保護の星・木星、自立や変革の星・天王星が滞在していることもあり、ここで生まれるエネルギーは今後、広がっていくでしょう。「豊かさ」の扉がひらくような、そんなイメージがあるのです。それをどう取り入れていくのかのヒントも、この頃、見えてきやすいでしょう。ありきたりの解決策ではない、パーマネントな答えを見つけていきたいですね。

占い・文／Saya

アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』（1540円/集英社）が好評発売中。

イラスト／maegamimami

イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。