眠れないのは脳が疲れているから?脳疲労をリセットできる「何もしない」究極のリラックスポーズとは
仕事もプライベートも慌ただしくて頭がパンパン…。体が疲れているのに寝付けないのは、脳疲労が原因かもしれません。今回は、体・心だけでなく脳疲労も全部まとめてリセットする、究極のリラックスヨガポーズの紹介です。枕やクッション、ブランケットなど、身を委ねるものを用意して早速やってみましょう。
究極のリラックス「リストラティブヨガ」とは?
副交感神経を優位にして、リラックスへ導くリストラティブヨガ。馴染みがないかもしれませんが、リストラティブヨガは現代人の疲れた体・心・脳をリセットして本来の状態に戻す、究極のリラックスヨガと言われています。クッションなどに身を委ね、筋力を使わないので、時間をかけてゆっくり緊張を解くことができます。10分~15分を目安にポーズをキープする動かないヨガです。
体・心・脳を休めるリストラティブヨガポーズ
頭の中のざわざわを鎮め、体も心も緩めてリラックスを深める、リストラティブヨガバージョンの橋のポーズを紹介します。頭を心臓よりも低くすることで血液循環を整え、疲労物質を排出。
脳を落ち着かせてリラックスを促します。通常の橋のポーズと異なり、筋力を全く使わないので、誰でも簡単にできますよ!
用意するもの
・クッションや座布団、枕など1、2個
・厚めのブランケットやタオルケットなど1、2枚
やり方
1.ブランケットを畳んで縦長にする。肩甲骨からお尻まで乗せられるくらいの長さにしておく。下の方にクッションを置く(T字を作るイメージ)
2.縦長にしたブランケットに、肩甲骨からお尻まで乗せ、膝を立てて仰向けになる。肩、頭はブランケットに乗せずに床に下ろす。両手は楽な位置に下ろす。
3.膝下がクッションに乗るように調節して両膝を自然に伸ばす
4.肘を緩めて両手をバンザイする
5.大きなため息をつくように口から息をゆっくりと吐き出し、全身の力を抜く。ブランケットやクッションに身を委ねてポーズをキープする(10分~15分)
ポイント
楽な姿勢で、クッションやブランケットに身を委ねる究極のリラックスヨガです。深い呼吸を繰り返すことで、副交感神経が優位になります。体勢に違和感がある場合は、体の位置、腕の置き場所、頭の高さなど、微調整をしてストレスのない、一番落ち着けるところを探しましょう。キープ時間が長いため、途中で違和感が出てくることもあります。その場合は、我慢せずポーズから抜け出し、楽な体勢でおやすみしましょう。ストレスない状態を保つことが何よりも大切です。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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