【師走は脳疲労にご注意】スマホ疲れ、ストレス過多な1日の終わりに必要なケアとは?脳疲労改善ヨガ

 【師走は脳疲労にご注意】スマホ疲れ、ストレス過多な1日の終わりに必要なケアとは?脳疲労改善ヨガ
Saori Iso
磯沙緒里
磯沙緒里
2021-12-16

忙しく過ごしがちな12月は、どうしてもストレス過多になりやすいですよね。また、スマートフォンで移動時間にも情報を取り入れることができるからこそ、気づいたら1日中休む間もなく脳を働かせがちです。そんなストレスを抱えながらも脳を酷使する現代人が注意すべきは脳疲労。今回は、脳疲労をケアする方法についてお伝えします。

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現代人に多い脳疲労の症状とは?

疲労といえば筋肉疲労が一般的ですが、身体は疲れていないはずなのになんだかずっと疲れが取れない、だるさが抜けないなどの症状が気になり始めたら、脳疲労状態にあるかもしれません。脳疲労とは、その名のとおり「脳が疲れることによって脳の働きが正常でなくなる状態」のことをいいます。

そもそも、脳疲労は現代人にとても身近で、誰でも脳疲労状態に陥る可能性があります。しかし、筋肉疲労の場合の筋肉痛のようにわかりやすく現れないので気づきにくいのです。まずは、脳疲労チェックをしてみましょう。以下の項目に当てはまるものはありますか?

・食べ物を以前より美味しいと感じなくなっている

・便秘がちだ

・寝つきが悪い

・眠りが浅かったり、夜中に目が覚めたりする

・落ち込みやすく、気分が沈みがち

・身体を酷使しているわけでもないのに疲れが抜けない

・ずっとだるさが抜けない

・うっかりミスが増えた

・物忘れが増えた

・不安感がある

・イライラしやすい

・やる気がでない

・頭痛やめまいがある

・肩こり首こり腰痛がある

・眼精疲労

いかがでしたでしょうか?当てはまるものがありましたらケアが必要かもしれません。

脳疲労の原因とは?

脳疲労の原因は、大きく分けると2つです。

1. ストレス

ストレスというと特別な出来事があり負担がかかったように想像されるかもしれませんが、日常生活を送る中でも気づかないうちに少なからず精神的な負担がかかってしまいます。

私たちは家庭や社会で1人で複数の役割を担っていることが多く、1日の中でも時間帯や場所によって様々なストレスがかかっています。例えば、家庭では親や子どもとしての役割を担い、会社では上司や部下だけでなく取引先にも気を配り、帰宅すると家事や育児に追われているなど、それぞれの立場でストレスを抱えては1日の終わりにはどっと疲れてしまうなんてことが誰にでもあり得ます。

そんな生活の中で大きな変化があったり、ショックな出来事があったりすると余計にストレスがかかってしまいます。

ストレス=特別なことと捉えず、誰にでも1日の終わりには大なり小なりストレスがかかっていて自然なことだと捉えてケアしていけたらいいですね。

2.情報過多

現代人は、何かを知りたい時、スマートフォンやPCで簡単に調べ物ができます。特に何を知りたいわけではなくても、隙間時間ができると癖でスマートフォンをぼんやり見ている方は多いのではないでしょうか?

スマートフォンをなんとなく見ている時、物事を浅く考えている状態にあります。この状態が続くことで情報処理を行う「前頭前野」が酷使されて、脳の情報処理機能が低下してしまうのです。これは「スマホ疲れ」とも呼ばれる、現代人の多くが陥りやすい状態です。

脳疲労のケア方法とは?

脳疲労をケアしたいと考えたら、これらを試してみましょう。

・デスクワークなどで情報に触れすぎたらまずはこまめにディスプレイから離れて休憩する。

・瞑想や呼吸法で自分自身の心と呼吸を整える。

・週末にデジタルデトックスしてみたり、自然の中に身を置いてみるのもお勧め。

・ぬるめのお風呂にゆっくり浸かってリラックスする時間をもつ。

・週末など寝溜めしたくなりがちですが、毎朝同じ時間に起きる。

これらを試しながら自分の心身に休息を与えながら脳疲労状態を改善しましょう。

さらに、スマートフォンやPCを見て同じ姿勢が続いていたらヨガやストレッチで身体の強張りを和らげることをお勧めします。以下の動画では脳疲労改善のためのマッサージとヨガを紹介していますので、ぜひ繰り返しお試しください。

 

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磯沙緒里

磯沙緒里

ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出合い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンやオンラインでのレッスンも行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。



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