【肩こりの特効薬】血流改善&代謝アップ!一石三鳥「肩甲骨を深部からほぐすヨガ」3選
普段の生活のなかで、気づかないうちに硬くなってしまいがちな肩甲骨まわり。肩こりなどの不調につながるだけではなく、体型が崩れの原因にも…今回はそんな大切な肩甲骨についてみていきましょう。
肩甲骨まわりが硬くなると起きる不調とは?
肩甲骨まわりが硬くなっていると、身体にどんな影響があるのでしょうか?姿勢が悪くなり、本来使われるべき筋肉が使われず体型が崩れることに加え、筋肉が硬くなることで血行不良になり、冷えやすい体質になってしまいます。血流が悪くなると、さらに肩甲骨は硬くなってしまう…というスパイラルに陥ります。
肩甲骨まわりが硬くなる一番の原因は「姿勢の悪さ」です。毎日パソコンやスマートフォンに向かっていることが多い現代人は、肩が前に落ちて下向きでいる時間が長く、知らぬ間に肩甲骨まわりに負担をかけています。さらに、運動不足やストレスなど基本的な生活習慣にも肩甲骨まわりが硬くなる原因があります。背中が丸まれば、胸を支える大胸筋が衰え、美しいバストラインも遠ざけてしまいます。
では、「肩甲骨を動かそう!」としたら、肩や腕を回す動きを思い浮かべますが、肩甲骨をしっかりと動かすには体の胴体部分、「体幹」がしっかりしていることもポイントです。肩甲骨は胸郭の上に乗っている骨です。
肩甲骨周りには靭帯などは無く、筋肉のみで支えられています。つまり、筋肉がきちんと作用していれば肩甲骨は動きます。筋肉が硬ければ動かなくなってしまいます。肩甲骨に付着している筋は首、腕、胸郭、背中、腰にまで付着しているので、体幹部分も大切になります。
肩甲骨は、
●挙上(肩を上げる)
●下制(肩を下げる)
●内転(背中を閉じる、肩甲骨を寄せる)
●外転(背中を開く、肩甲骨を丸める)
●上方回旋(腕を上げる)
●下方回旋(腕を下げる)
これらの動きが出来て、「肩甲骨が動く」と言えます。腕を回すような動作は肩甲骨も動いているよう見えますが、肩関節を動かしている場合がほとんどです。肩甲骨周りの筋肉が使われず、腕の筋肉で動かしてしまうと効果が実感できなかったり、肩周りを痛める原因になることも。
肩甲骨があまり動かない場合は、筋肉の可動域が狭いので、可動域を広げることを無理なく行う事が大切です。ここからは肩回りをゆるめるヨガをご紹介します。固まった肩甲骨まわりをゆるめていきましょう!
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
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