【40代からの老眼ケア】指先をゆらすだけ!頭をほぐして目の疲れを解消する2つのセルフケア

 【40代からの老眼ケア】指先をゆらすだけ!頭をほぐして目の疲れを解消する2つのセルフケア
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須藤玲子
須藤玲子
2022-04-23

40代を超えた頃から、急に目の疲れを感じるようになった。夕方になると目がかすむようになった。スマホやの文字が見えにくくなった、など、「老眼かな?」と思った時におすすめ!座ったままでできる、簡単なセルフケアを紹介します。老眼はまだ先!そんな人も、パソコン仕事による目の疲れが気になったら、ぜひやってみてください。

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老眼が起こるメカニズム

眼の構造
目の構造/イラストAC

パソコンやスマホなど、日常生活で目を使うことが増えているため、最近は、若いうちから老眼の初期症状が表れるケースが増えているようです。私たちの目は、水晶体(目の中にあるレンズ)のまわりにある毛様体筋(もうようたいきん)を縮ませ、水晶体に厚みを出して近くのものにピントを合わせます。老眼は、水晶体の弾力が失われて硬くなり、ピントを調整する機能が鈍くなることが原因で起こると考えられています。加齢により誰にでも起ることですが、目を酷使することが多くケアをしないでいると、若いうちから症状が出てしまうことも…。

参考:参天製薬サイト「遠視と老眼」若山眼科サイトより

頭をほぐして眼のケアをしよう!

次のような理由から、眼精疲労や老眼の症状を軽減するには、頭をほぐすケアがおすすめです。

1.頭部には目に関わるツボがある。

2.頭部には、目と関わりの深い筋肉や神経がある。

3.頭をほぐすと血行がよくなり、リラックスできる。

特に、首と後頭部の境目には、目の動きに関わる筋肉(後頭下筋)があります。後頭下筋は、脊椎に繋がり、自律神経の働きとも関係が深い筋肉です。そのため、頭をほぐすことは、老眼のみならず、その他の不調を起こさないための予防としても効果的と言えるでしょう。

頭をほぐす2つのセルフケア

頭部をほぐす2つのセルフケアのやり方を紹介します。椅子に座ったままでできるので、お仕事の合間にもおすすめですよ!

1.後頭部をほぐそう!(後頭下筋群の緊張をリリース)

後頭部をほぐす
1.楽な姿勢で座り、4本の指で頭を包み込むようにして、両方の親指を髪の生え際にあてる。
2.痛みや凝りを感じる部分に指先を移動させる。
3.顎を軽く引き上げ、親指を上下左右に揺らすように動かしてほぐす。

1.楽な姿勢で座り、4本の指で頭を包み込むようにして、両方の親指を髪の生え際にあてる。

2.痛みや凝りを感じる部分に指先を移動させる。

3.顎を軽く引き上げ、親指を上下左右に揺らすように動かしてほぐす。

2.こめかみをほぐす(目の使いすぎによる疲れをリリース)

こめかみをほぐす
1.人差し指、中指、薬指、3本の指を髪の生え際、こめかみにあてる。
2.痛みや凝りを感じる部分に指先を移動させる。
3.指を上下左右に揺らすように動かしてほぐす。

1.人差し指、中指、薬指、3本の指を髪の生え際、こめかみにあてる。

2.痛みや凝りを感じる部分に指先を移動させる。

3.指を上下左右に揺らすように動かしてほぐす。

こめかみには、眼精疲労・老眼の予防に効果的なツボ(太陽)もあります。下の図を参考にして、マッサージのついでに優しくプッシュしてあげましょう。

太陽のツボ
左右同時に、太陽のツボを同等の強さで5秒プッシュ。5〜10回を目安に繰り返します。目の周辺は繊細な部分なので刺激は軽めに!

左右同時に、太陽のツボを同等の強さで5秒プッシュ。5〜10回を目安に繰り返します。目の周辺は繊細な部分なので刺激は軽めに!

スマートエイジングを目指そう

頭のマッサージは、誰でも簡単にできて、たくさんの効果が期待できるセルフケアの一つです。

●爪を立てず指の腹を使う。

●優しくゆっくり指先を動かす。

●心地よい呼吸と共にリラックスして行う。

このような点に気をつけながら毎日続けてみませんか?老眼は誰にでも起ることです。神経質になりすぎず、気楽に付き合って、スマートエイジングを目指しましょう!

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須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。



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