【自律神経スイッチの入れ方】春のだるさを吹き飛ばす!簡単「乱れた自律神経を整える方法」


(5)朝の簡単、交感神経スイッチの入れ方・整え方
朝は副交感神経から交感神経に代わっていく時間帯です。切り返しがうまくいかないと、寝起きが悪かったり、午前中にくしゃみや鼻水が出るといった症状や、通勤中の体調不良へも繋がります。身体に刺激を与え、交感神経のスイッチを入れてあげましょう。

【交感神経スイッチを入れる方法】
太陽の光を浴びる
太陽の光は交感神経を優位にさせ、セロトニン(幸せホルモン)を生成します。セロトニンは約15時間後にメラトニン(睡眠ホルモン)へと変化していきます。
少し熱めのシャワーを浴びる
白湯やレモン水などで胃腸を刺激する
朝食を決まった時間に取る
ストレッチなど軽く身体を動かす
眠っていた副交感神経優位の身体を外部からの刺激により交感神経を優位にしましょう。毎日決まった時間に行うことで、脳がスイッチのリズムを覚えてくれます。曜日によって起きる時間をずらさず、一定の時間に起きることもお勧めです。
※朝、私たちの身体は副交感神経から「徐々に」交感神経へと移ります。過度な刺激は身体に負担をかけますので、ご自身が「気持ち良い」と思う方法を探しましょう。
(6)夜の簡単、副交感神経スイッチの入れ方・整え方
夜は交感神経から副交感神経に代わっていく時間帯です。切り返しがうまくいかないと、残業が日課になったり寝つきが悪かったり、翌日まで疲れが抜けないなどの体調不良へも繋がります。身体を休め、副交感神経のスイッチを入れてあげましょう。
【交感神経スイッチを入れる方法】
照明を落とし、携帯やパソコンなどのブルーライトから目を守る
ブルーライトはエネルギーが強く、日中の「青い光」です。夜の私たちの目には刺激が強すぎる光です。コンビニやクリーニングの照明もとても明るく、夜に浴びると交感神経を刺激してしまいます。
元から眩しい場所が苦手な人は特に照明などの光には注意しましょう。

カフェイン(コーヒーや濃いお茶、エナジードリンク)を飲まない
カフェインは興奮・覚醒作用があり、その効果は4時間程度持続し、8時間ほどで体内から半減するといわれています。カフェインレスのコーヒーなどで午後はできるだけカフェインを控えましょう。
アロマやキャンドル、好きな音楽や飲み物、ヨガなどで心と身体を落ち着かせる
夜はできるだけ自分がリラックスできる状態を作りましょう。睡眠の質もあがり、翌朝の交感神経の切り返しがスムーズになります。
起床時間同様、就寝時間も一定の時間にすることで、自律神経も整いやすくなります。
布団に入る90分前にお風呂に入る
私たちの体温は「皮膚体温」と「深部体温」があり、深部体温(身体の内側の体温)は自律神経ととても深く関係しています。深部体温は起床して夕方まで徐々に上がり続け、夜になるにつれ徐々に低くなり、眠っている間が一番低くなります。
お風呂に入って温められた深部体温は90分ほどかけ、眠りにつく深部体温まで下がっていきます。
布団に入ってからの入眠時間が長い、なかなか眠くならない方は、眠る90分前を目安に湯船に浸かってみましょう。
(7)まとめ
春はどうしても身体に負担がかかりがちです。また交感神経と副交感神経のバランスは現代人にとっては通年意識すべきテーマとなりました。生活リズムを今一度意識し、無理なく自律神経を整え、気持ちの良い春を迎えましょう。

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