【冷えと心の関係】放置すると、肩こり・頭痛・不眠・生理痛・肥満の原因に「心と体を温めるヨガ」
呼吸法やマッサージでエネルギーの流れと血流をよくしましょう。気持ちと同時に体の冷えも改善します。
◎呼吸法
深くゆっくり呼吸をする場合、適しているのは「腹式呼吸」です。イライラ、セカセカすると浅い「胸式呼吸」になりがちです。意識的に腹式呼吸を取り入れてみましょう。腹式呼吸とは、胸部と腹部の境にある横隔膜を上下することで呼吸をする方法です。
・胸とお腹に手を置き、胸は動かさないように、お腹の動きを手で確認しながら呼吸をしてみましょう。まず、お腹を凹ませて、口をすぼめてゆっくりと息を吐きます。
・息を全部吐き切ったら、次は口を閉じて、お腹を膨らませるようにして鼻から息を吸います。この時、息を吸おうと力を入れず、お腹をふわっと緩めるようなイメージを持ってみましょう。
また、特に寒い日や天気が悪い日に いっそう体が冷え、元気がなくなり落ち込みやすい、ということはありませんか?エネルギーを取り戻すためには、足裏を刺激したり、ツボ押しがおススメです。
・膝を外側へ向け、腿の上に足の甲を乗せます。
・拳で足裏全体を押し出すように刺激します。左右行いましょう。
◎うさぎのポーズ
頭のてっぺんにある万能なツボ百会(ひゃくえ)を刺激してくれるポーズです。百会は、様々な症状に効果があるツボです。頭痛・肩こり・目の疲れのほか、自律神経の働きも整えてくれるので、ストレスや不眠にも役立つツボです。
・正座から体を前に倒したチャイルドポーズになります。顔の横に手を着き、肘と脇を締めます。
・お尻を持ち上げ、頭のてっぺんを床につけて止まります。30秒から1分キープしましょう。
・ゆっくりと最初の姿勢に戻ってお休みします。※首を痛めている方は、このポーズは控えましょう。
いかがでしたか?ちょっと意識して行うだけで体を温めることができる呼吸法やツボ押しケア。冷え性解消だけでなく、呼吸を整えることで自律神経も整い、心を温める効果もあるといわれています。気持ちも忙しくなりがちな年末。ケアを上手に取り入れて、元気に過ごしましょう!
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く