【冷え性改善・むくみをスッキリ解消】寝る前にできる「ふくらはぎほぐし」

 【冷え性改善・むくみをスッキリ解消】寝る前にできる「ふくらはぎほぐし」
AdobeStock
中村優希
中村優希
2021-12-09

1日の終わりに、お仕事の合間にも、ふくらはぎを意識して動かしたりほぐすと、冷え性改善やむくみ解消に効果抜群です! ぜひ、試してみてくださいね。

広告

ふくらはぎの3つの役割

ふくらはぎは第二の心臓、筋ポンプ作用で血液循環

体を温める為には、血液循環をスムーズにすることが大切です。血液を全身に送る役割をしているのは、皆さんもご存知の通り心臓ですよね。しかし心臓だけでは体の隅々まで血液を送り出すには負担が大きいため、そこで活躍してくれるのが筋肉なんです。筋肉には、血液をポンプのように送り出す働きがあり筋肉を使うことで体の隅々まで血液が行き渡るようになり、体を温めてくれます。

特に筋肉の中でも重要な役割を担ってくれているのが、第二の心臓と言われている”ふくらはぎ”です。ふくらはぎは、重力によって下半身に溜まったり、滞りやすくなってしまう血液を心臓へと戻してくれるポンプの働きをしています。心臓から最も離れた足の血液は、重力に逆らって心臓まで上がっていかなくてはなりません。そこで、ふくらはぎの筋ポンプ作用を使い血液循環をスムーズにさせる必要があるのです。

筋ポンプ
イラストAC

リンパをスムーズに流し、老廃物を排出

またふくらはぎは血流だけでなく、リンパ液を体全身に巡らせる役割もしているので、ふくらはぎを動かすことで、下半身に溜まりやすい老廃物を流してくれるので、足のむくみ改善や疲労回復にも繋がります。

むくみ
イラストAC

腎臓や膀胱の機能活性

ふくらはぎは腎臓や膀胱とも深く関わっており、腎臓や膀胱の調子が悪い時はふくらはぎも硬くなると言われています。腎臓や膀胱は不要な老廃物や塩分、水分などを排出する臓器です。調子が悪くなると体内の水分量や老廃物の排出がうまく働かずにむくみや倦怠感などに繋がります。ふくらはぎをほぐすことで、それらを改善に導いてくれます。

寝る前や隙間時間にできる!ふくらはぎほぐし

〈やり方〉

①仰向けになり膝を立てます

冷えむくみ

②左のふくらはぎを右膝の上にのせます

冷えむくみ

③左足を前後にスライドさせながら、ふくらはぎをマッサージします

冷えむくみ

※反対も同様に行いましょう

 

Instagram:yuki.nakamura.yoga

 

広告

AUTHOR

中村優希

中村優希

幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

筋ポンプ
むくみ
冷えむくみ
冷えむくみ
冷えむくみ
【冷え性改善・むくみをスッキリ解消】寝る前にできる「ふくらはぎほぐし」