PMS・生理痛など【婦人科系の悩みを改善】寝る前30秒!ハッピーベイビーのポーズ
PMSや生理痛、生理不順など、婦人科系の悩みを抱えている女性は多くいらっしゃると思います。特にこれからの季節は冷えによる婦人科系の悩みも増えてくるかもしれませんね。そんな女性に向けて寝る前にたった30秒でできるハッピーベイビーのポーズをご紹介します。
婦人科系トラブルの主な原因は?
今や女性も社会で活躍している時代。多くの女性が男性と肩を並べて忙しくお仕事をしていたり、家事に育児など毎日を忙しく過ごしている女性は多いと思います。多忙な女性は常に緊張状態のことが多く、血管もぎゅっと収縮しやすく血液循環が悪くなり体は冷えて巡りが悪くなります。またこれからの季節は寒さで体が冷えると、血液は生命維持のために、生命維持に関わる臓器に集まってくるので、子宮は後回しになり冷えから血液の巡りが悪くなり、生理痛の悪化や婦人科系のトラブルに繋がります。
また忙しくしている女性は心のストレスを抱えていることも多く、”子宮は感情の臓器”とも言われています。ストレスやネガティブな感情を溜め込むことによって婦人科系のトラブルを悪化させるとも言われています。そのため、できるだけストレスやネガティブな感情を手放すように心身ともにリラックスする時間を心がけることも大切です。
ハッピーベイビーのポーズとは?
サンスクリットではアーナンダ・バラ・アーサナと言いますが、アーナンダは至福、バラは赤ちゃんという意味があり、名前の通り赤ちゃんが足を掴んでご機嫌にごろごろとしている様子を表しています。赤ちゃんが良くやっている動きですよね。
太ももの付け根には足の中で一番大きな鼠蹊部リンパ節や太い血管が集まる場所なので、冷えや婦人科系のトラブルに悩む女性には特にケアしていただきたいポイントです。
ハッピーベイビーのポーズは、鼠蹊部にアプローチをかけることで、女性に嬉しい効果があります。
●血液やリンパの流れ、巡りをよくする
●冷えの改善
●足のむくみの改善
●冷えによる婦人科系トラブルを改善
●心のケア・ストレスの緩和
●疲労回復
鼠蹊部にアプローチをかけながら、腰回りやお尻、腿の裏側など全身を伸ばし全身の疲労もほぐします。また股関節を大きく開くことで、子宮に溜まりやすいストレスやネガティブな感情を手放すことに繋がり、心のケア、ストレスの緩和にも繋がります。
寝る前30秒!ハッピーベイビーのポーズ
寝たまま簡単にできるので、ぜひ日常に取り入れてみてくださいね。
〈やり方〉
①仰向けになります
②両膝を抱えて、吐きながら引き寄せます
③足裏を天井へ向けます
④両手で足裏を掴みます
⑤吐きながら両膝を脇へ近づけます
⑥ゆっくり呼吸
⑦ゆらゆらと揺らしてみましょう
⑧吐きながら足を解放し膝を引き寄せます
Instagram:yuki.nakamura.yoga
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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