【体の力を抜くのは簡単そうで難しい】寝たまま簡単にできるリラックス法「漸進的筋弛緩法」を試そう
漸進的筋弛緩法をやってみよう
やり方
1. 仰向けになって1-2分ほど、鼻から吸って口から吐く呼吸をゆったりと続ける。
2. つま先を上に向けてかかとを前に押し出して足を少し持ち上げてふくらはぎ、太ももの前側に徐々に力を入れて10秒前後ホールド。そのあと一気にかかとを床におろして力が抜けた感覚を味わう。反対の脚でも同様に行う。
※ これ以降も同様に、各部分に力を入れて10秒前後ホールドした後に脱力します。
3. おへその周りをきゅっと引き締めてホールドして脱力する(生理中は避けましょう)。
4. 左右のお尻をすぼめて硬くしたままホールドして脱力する。
5. 息を5秒ほど止めて胸を緊張させ、大きなため息をつきながら脱力する。
6. 腰をほんの少し浮かせて背中を緊張させてホールドして脱力する。
7. 親指を中に入れて握りこぶしを作りながら前腕、二の腕にも力を入れてホールドして、にぎりこぶしを床に下ろし手のひらを開いて解放する。反対の腕も同様に行う。
8. 両肩を耳の方へできるだけ近づけてそのままホールドしてから脱力
9. 目をぎゅっとつぶり、顎のまわりにも力を入れて顔を緊張させてから脱力。
10. 全て終わったら全身の力が抜けて軽くなったような感じを味わいながらシャバーサナでそのまま2-3分休む。
11. 起き上がる必要がある場合は、指先、つま先を少しずつ動かしたり、顔を左右に向けて首回りを動かすなどして体の感覚を取り戻してからゆっくりと起き上がる。
※ 力を入れていく順番はこの通りでなくても、自分のやりやすい順番でも構いません。
簡単そうで難しい「力を抜く」練習、ぜひ試してみてください!
AUTHOR
吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く