簡単そうで難しい?どんな効果がある?もう一度見直したい基本の「山のポーズ」

 簡単そうで難しい?どんな効果がある?もう一度見直したい基本の「山のポーズ」
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3. 骨盤が前傾(反り腰)または後傾(猫背)しないように位置を整え、下腹部を少し引き上げる。

骨盤前傾と後傾
illustration by illust AC

4. 位置が整った骨盤から背骨が頭頂まで伸びていく様子を感じながら目線を正面に向ける。
背骨は一直線ではなくゆるやかなカーブを描いていることをイメージし、上に伸びるばかりでなく足の裏全体で床を押し続けることも忘れずに。

背骨のカーブ
illustration by illust AC

5. 両肩は背骨が上に伸びるのにつられて上がらないよう、耳から遠ざけた位置をキープして指先をきちんと伸ばす。手のひらは太ももに向けるか正面に向ける。

山のポーズも他のヨガポーズと同じように体の各部分に気を配りながら行うため、ただ立つだけでも意外と細かく注意する点があることに気がつくのではないでしょうか。太陽礼拝など流れのある動きをする時はつい何となくで済ませてしまいがちですが、毎回丁寧に行うことを心がけてみましょう。立ち姿勢の基本が身につけばポーズの効果を得られるだけでなく、他の立位のポーズも安定して行えるようになるのでぜひ一度見直してみてください。

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AUTHOR

吉田加代子さん

吉田加代子

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。



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山のポーズ
山のポーズ_足の裏
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