【脚を組む人は尿もれしやすい?】尿もれ予防・内もも・骨盤を引き締める!一石三鳥簡単エクサ
いつも脚を組んで座っていると、尿もれリスクが高くなるのを知っていますか?他にも脚を組むことでどんなデメリットがあるのか、また歪みや緩みが生まれやすい骨盤まわりを引き締める簡単エクササイズもご紹介します。
脚を組んで座るデメリット3つ
1.骨盤や脚のラインが歪む
ついいつも同じ脚を上にして脚を組んでいませんか?同じ姿勢を繰り返していると、同じ筋肉ばかりが使われ、だんだんと凝り固まってきてしまいます。特に骨盤まわり、お尻や鼠径部の筋肉に偏った凝りが生まれることにより、骨盤が引っ張られ歪みとなって現れるのです。また同じように脚の筋肉にも癖がついてしまうので、X脚やO脚などの原因になることも考えられます。
2.内腿やお腹がたるむ
常に脚を組むことが習慣となると、内腿を寄せる筋肉、内転筋(ないてんきん)が弱くなってきます。脚同士をからめて座っている時は意識しなくても内腿が寄るので、内転筋が働きません。試しに脚をほどいて座ってみると、膝を揃えて座っていられないくらい内転筋が弱くなっていることも…。また内転筋は体幹のインナーマッスルとリンクしています。そのため内腿が弱くなると、なんとお腹もたるみやすくなってしまうのです。
3.尿もれが起こりやすくなる
尿もれと深い繋がりがあるのは、骨盤の下側の筋肉、骨盤底筋(こつばんていきん)。この筋肉の働きが弱くなると尿もれしやすくなってしまうのです。骨盤底筋は体幹のインナーマッスルの一部。先ほど記した通り、脚を組むことで内腿の筋肉が弱り、体幹のインナーマッスルまで働きにくくなります。つまりインナーマッスルの一部である骨盤底筋も働きが弱くなり、尿もれが起こりやすくなるのです。
尿もれ予防・内もも・骨盤を引き締める!一石三鳥簡単エクサ
やり方
1.足を腰幅に広げて立ち、両手を腰に添える/つま先は約45°外向き
2.息を吐く時:かかとをゆっくり持ち上げる
3.息を吸う時:かかとをゆっくり下ろす
4.かかとの上げ下げを5回×2セット行う
×NG:膝を押し込む
◎OK:膝をわずかに曲げておく
ポイントは、勢いをつけず呼吸をしながらゆっくりと行うこと。内腿が引き締まり、尿もれを予防!さらに骨盤もタイトに引き締まるので、小尻も目指せて一石三鳥ですね。
▼動画で動きをチェック▼
AUTHOR
のぐちかなこ
専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。
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