【実は怖い巻き肩】スマホが手放せない人はやっておきたい「巻き肩」対策とは

 【実は怖い巻き肩】スマホが手放せない人はやっておきたい「巻き肩」対策とは
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スマホを使う人にとって他人事ではない巻き肩。肩まわりに加えて、スマホ利用で疲れやすい部分もケアして巻き肩の改善、予防をしてみましょう。

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巻き肩になっている?

巻き肩は左右の肩が肩甲骨ごと前に出て内側に向き、両肩を結ぶ横のラインが丸くなっている状態です(上半身を横から見た時に肩が耳よりも前に出ている)。壁に背中をつけて立った時や、床に仰向けになった時に、壁や床と肩の間にできるすき間の広さはどうでしょうか?

巻き肩は「スマホ巻き肩」と呼ばれることもありますが、スマホだけでなく日中パソコンに向かっている時間が長い人もスマホを使っている時と同じように姿勢が崩れがちなので注意が必要です。

スマホ巻き肩
仰向けスマホにも注意を… / Photo by Peter Kasprzyk on Unsplash

巻き肩が原因でおこりやすい不調

胸が硬くなる

肩が本来ある位置よりも前にあることで胸が縮こまって筋肉が硬くなり、肩こり・首こりの症状がおこりやすくなります。

呼吸が浅くなる

猫背気味の状態でスマホを使っている時は腕を内側に閉じた状態にもなっています。胸がより縮こまって呼吸の浅い状態が続きます。マスク着用でスマホを使うことが多い人はさらに注意が必要です。呼吸が浅い(=体内に行き渡る酸素が少ない)と集中力の低下、疲労、自律神経の乱れにつながることもあります。

姿勢の悪化

視線が下がって頭が下がり、背中が丸まってバストが下向きになるなど、見た目の印象にも影響するのは想像がつきやすいでしょう。姿勢が悪いと気分もいまいち…ということもよくあります。

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AUTHOR

吉田加代子さん

吉田加代子

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。



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