お腹の脂肪を落とそう!太陽礼拝でダイエット|意識すべき点と効果を高めるポイント3つ
太陽礼拝は呼吸を深めたり、代謝を高めたり、その他たくさんの効果が期待できる基本的なヨガの動き。初心者でもきっと一度はやったことや聞いたことがあるのではないでしょうか?また、ヨガを長く続けている人の中には、毎日の習慣にしている人も少なくないでしょう。太陽を礼拝するというその名の通り、朝、東の空に向かって行うと、神聖な気持ちになり、身も心もすっきりする!そんな感覚になることも…。今回は太陽礼拝の動きで「気になるお腹の脂肪を落とす!」をテーマに、効果を高めるポイントを紹介します。
お腹の脂肪を落とすためのポイント
お腹の脂肪は油断するとつきやすく、増えやすいもの。その反面、目につく部分だけに気づきやすく、すぐにケアできるので、意外と落としやすいとい部分かもしれません。実はヨガの太陽礼拝には、お腹の脂肪を落とし、すっきり引き締める効果のあるポーズがたくさん含まれています。より効果を高めるための意識の向け方、ポーズのポイントをチェックしましょう。
1.全身に呼吸を通そう
なにはともあれ、一番のポイントは呼吸です。胸だけでなく全身に呼吸を送り届けるイメージをしてみて!細胞ひとつひとつを活性化させるように、新鮮な酸素をたっぷり取り込むことで代謝UPしましょう。
ポイント
ウールドゥヴァハスターサナ(手を上にあげるポーズ)やウールドゥヴァムカシュヴァーナーサナ(上向きの犬のポーズ)ではお腹をストレッチするように、心地よく伸ばして呼吸を通しましょう。エネルギーと共に脂肪燃焼効果も高まります。
2.お腹を柔らかくほぐそう
脂肪の燃焼には、体内の流れを良くすることが大切。すでについてしまった贅肉や脂肪をガチガチに硬くしないこと。柔らかくほぐして血の巡りを良く、内臓を冷やさないようにして、脂肪燃焼効果を高めましょう。
ポイント
アルダ・ウッタナーサナ(半分の立位前屈)ではお腹や背骨を長く保ち、ウッタナーサナ(立位前屈)では、無理に深めようと頑張らなくてOK!膝を曲げて、お腹周りの柔らかさを感じながら前屈してみましょう。伸ばしたり緩めたり、呼吸でマッサージするようにお腹を柔らかくほぐしましょう。
3.体幹を強くしよう
脂肪を落とすには筋肉運動も必要。体幹を意識して鍛えることも大切です。お腹を引き締め、きれいな腹筋を育てて薄いお腹を作りましょう。
ポイント
プランク・ポーズ(板のポーズ)、チャトランガダンダーサナ(四肢で支える杖のポーズ)、アドームカシュヴァーナーサナ(下向きの犬のポーズ)では、お腹を引き締め、コアをしっかり使うことがポイント。お腹の力で強い軸を作り、長くまっすぐな背骨を保ちましょう。
心地よい太陽礼拝で全身スッキリしよう
太陽礼拝は全身運動です。今回はお腹をターゲットに紹介しましたが、お腹だけでなくお尻や脚、腕など、気になる部分を意識して行うことで全身を引き締める効果も!大切なのは、どのポーズでも深い呼吸と共に心地よく身体を動かすことです。1サイクルを1分程度のペースで、4~5サイクルを目安にやってみましょう!自宅なら動画を参考にするのもおすすめです。最初はゆっくり丁寧に。慣れてきたらテンポよく動いて、集中力を高めるもよし!ジャンプイン、ジャンプバックでアクティブに行うのもいいでしょう。運動量を調整することでその日の自分にあった太陽礼拝が楽しめます。お腹の脂肪を減らすだけのつもりが全身スッキリと引き締まる、そんな日も来るのではないでしょうか?
ライター/須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心に活動中。スタジオだけでなく、オフィス出張、屋外など多くの場でレッスンを実施。陰ヨガ・リストラティブヨガからパワーヨガまで、静と動のバランスを大切にヨガの指導を行う。初心者が気軽に参加できるオンラインのクラスも開催中。ヨガと共にアロマの学びを深め、ヨガとアロマのある暮らしを提案する。RYT200取得/フェイシャルヨガTT/骨盤底筋トレーニングヨガTT/リストラティブヨガTT/陰ヨガTT/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト
Instagram:@reiyoga.reikosudo
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