みんなどうしてる?ヨガをしても手放せないネガティブな感情との付き合い方

ネガティブな感情は誰にでもある

「ネガティブな感情や思考を持つことは、よくないことだから手放さなくてはいけない!」そう思うかもしれませんが、どんな人にもネガティブな感情はあります。要は、持たないことではなく、どのように付き合っていくか…です。まず、ネガティブな感情は誰にでもある、当たり前のことだと認めてあげましょう。ヨガを長く続けている先生だって普通にもっている感情ですよ!

ネガティブなことは気づきになる

仕事でもプライベートでも、マイナスな出来事はたびたび起きるものです。そして、その都度ネガティブな感情もセットで沸き上がるものです。例えば…

・他人からマイナスの評価を受けて落ち込む

・思い通りに物事が進まず、自信を失う

・ちょっとしたことから人間関係に溝ができ、後悔する

・他人と比べ、妬みやひがみの感情がおきてしまった

まだまだたくさんありますよね。大切なことは、マイナスな出来事やネガティブな感情に執着をするのではなく、成長や変化の過程の一つと捉えることです。言い換えればありがたい気づきです。うまく付き合えば、今後の糧になる重要な要素なのです!

ヨガでネガティブな感情をコントロールする方法

できることなら、いつでもポジティブでいたい!多くの人がそう思うものです。でも、前に述べたように誰にでもネガティブな感情をゼロにはできません。ヨガをすることで上手にコントロールできるのでしょうか?

ヨガでしっかり身体を動かそう

ネガティブなことに振り回されそう…そんな時には、そこにとどまらず、まず身体を動かしてみる、余計なことを考えず自分に集中してみましょう。意識が身体に向くことで思考は穏やかに落ち着くものです。汗をかくぐらいしっかり動いた後には、ネガティブな感情も汗と一緒に流れているはず!

動かないヨガで今の自分と向き合おう

身体を動かすだけがヨガではありません。瞑想など動かないヨガもあります。身体を動かすことで思考を落ち着けることができたら、身体を動かさずして思考を落ち着ける、動かないヨガも取り入れてみましょう。短い時間でもいいので瞑想にも挑戦!いきなり瞑想は…そんな不安があるなら、陰ヨガやリストラティブヨガなど動きの少ないヨガで自分と向き合うのもいいでしょう。

今の自分に集中しよう

ネガティブな感情は、過去の経験や未来の不安から起こるもの。ヨガは今の自分と向き合うことを大切にしています。すぐには変われないかもしれませんが、今を見て、今の自分に集中することに慣れると、どんな感情や思考も客観的にとらえられるようになります。ネガティブな感情に振り回されそうになった時には、今に意識が向いていない…。そう気づくはず。それだけでも大きな進歩です!

ヨガを続けよう!

ヨガをしていても、ネガティブな感情がなくなることはありませんが、続けていくことで、身体と心の深いつながりを実感できるようになります。最初はヨガをしている時だけかもしれませんが、徐々にマットから離れても、ヨガで学んだことが日常に生かせるようになってきます。いつしか感情のバランスも整ってくるはずです。自分に対する意識にも変化が現れ、ポジティブ思考へ…。自己肯定感もアップして自信がもてるようになるのではないでしょうか?健全な身体と心を作るヨガで、どんな変化が現れるのか…今後も楽しみながら続けていきましょう。

ライター／須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心に活動中。スタジオだけでなく、オフィス出張、屋外など多くの場でレッスンを実施。陰ヨガ・リストラティブヨガからパワーヨガまで、静と動のバランスを大切にヨガの指導を行う。初心者が気軽に参加できるオンラインのクラスも開催中。ヨガと共にアロマの学びを深め、ヨガとアロマのある暮らしを提案する。RYT200取得／フェイシャルヨガTT／骨盤底筋トレーニングヨガTT／リストラティブヨガTT／陰ヨガTT／NARDアロマアドバイザー／yuica日本産精油スペシャリスト

Instagram:@reiyoga.reikosudo

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