実録「デジタル・デトックス」の効果|便利だからこそ距離を置きたい理由とは
デジタル・デトックスがおすすめの理由
「今、この瞬間」に集中できる
デジタルの時間をミニマルにすると決め、ふとした瞬間にスマホを見ないだけでも新たな気付きや出会いがあるという気づきが筆者が感じるデジタル・デトックスの一番のメリット。
「今日は心地の良い風がふいていて自転車に乗るのが気持ちいいな」
「あんな所にきれいな花が咲いていたんだ!」
「新しいお店ができたんだ。今度行ってみよう」
目線を上げ、目の前を見る(今に集中)ことで、すごく小さいことでも日常の世界にもたくさんの楽しいことが溢れているんだということに気づけるようになりました。
ストレス軽減
デジタルデトックスを実践することで「無」になる機会が増えます。
何もすることがないなら、あえてその何もしない時間を楽しむというのも、暮らしを楽しむ手段。日々刻々と変化する忙しい社会情勢の中を生きている現代社会を生きる私たちなら尚更のとと。
シンプルな暮らしが楽しい
紙の本を読む、子どもと遊ぶ、夫や友人と他愛もない会話を楽しむ、音楽を聞く、普段の生活に溢れている楽しいことをより楽しめるようになりました。また、デジタルに頼ることは便利であるということは否めませんが、自分で考えるという力を鈍らせているようにも思えます。疑問に思ったことをすぐに調べるのではなくまずは自分で考えることも、暮らしを楽しむポイントの一つではないでしょうか。
デジタル社会と上手く付き合うためのデジタル・デトックス
デジタルの進化は、私たちの暮らしを便利で豊かなものにしてくれています。しかし使いすぎには注意が必要。求めている以上のものが返ってくることもたくさんあります。
デジタルデトックスにルールはありません。ストレスにならない程度に自分の暮らしに合わせ良い方法を見つけて下さい。今後も進化し続けるデジタル社会と上手く付き合っていくためにも。
ライター/桑子麻衣子
シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。3歳の娘Emmaと夫と3人暮らし。妊娠、出産、育児を経験しヨガを深めたいとインスタクターの資格を取得。Webメディアを中心に記事を執筆しながら、人にも地球にも優しいサステイナブル(持続可能)な暮らしの実践を目指すウェブメディア「House of Emma」を運営。ヨガの教えに基づいた「誰でもどこでもできる」をキーワードに、それぞれの暮らしに寄り添ったエコフレンドリーなファッション、ビューティー、ライフスタイル、ヘルスケア、旅行の提案をしている。 House of Emma: https://house-of-emma.com/
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