よくあるうっかり!「膝の位置」に気をつけたいヨガポーズ3つ
ヨガのポーズをとる際に気をつけたい体の各パーツの位置(アライメント)。クラスで指示されている時は注意するけれど、指示がない時や家で一人で練習をしている時には気が付かないこともありますよね。たくさんあるポーズのアライメントの中から、よくある「膝の位置のうっかり」に注目してみました。ぜひ確認してみてください。
どうしてアライメントが大切?
ポーズをとる際に、体の各パーツの位置を正しく置くことは、体に負担をかけず安全にポーズをとる上でとても大切です。痛みや不快感がないからといってアライメントを気にしないでいると、後でその箇所を痛めたり怪我の原因になることもあります。また、正しいアライメントを心掛けることはポーズの効果を高めることにもつながります。間違ったアライメントのまま練習を続けるとその癖を直すのに時間がかかるので気をつけたいところです。
膝の位置に気をつけたい3つのポーズ
1. 木のポーズ(ヴルクシャーサナ)
NG例:膝を曲げた側の足の裏を、軸足の膝の真横につける。
膝の真横は土踏まずのアーチに合って置きやすいですが、必要以上に足の裏で押して膝に負担をかける原因になったり、軸足で踏ん張る力が弱くなってバランスが安定しないことも。
足の裏は、かかとの横、ふくらはぎ、太ももの内側のいずれかに置きます。足の位置を高くすることがポーズの目的ではないので、やりやすい場所を慎重に見極めましょう。
2. 戦士のポーズ2(ヴィーラバッドラーサナ2)
NG例:膝が足の親指側に傾く(写真左)
膝を曲げる時には股関節から太ももを外側に回して(股関節を外旋させる)膝の位置が足首の真上になるようにします(写真右)。この時、足の内側(親指側)にかかっていた体重が外側(小指側)にもシフトされているのを感じながら、足の裏全体に均等に体重をのせましょう。膝の位置が整えば太ももの内側が伸びてポーズの効果が高まります。
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