前屈・後屈でやりがちな間違いは?5つの動きで「無駄な力み」を解消しよう
完成形にとらわれ、力技でポーズをとっている人、いませんか? そうした頑張りは逆効果。頑張るなら、ここ! というポイントを押さえると、見違えるほどきれいに、そして上達も早くなります。
最終形にとらわれず効かせたい部位を意識
お手本ポーズに近づきたいあまり、前屈は膝を伸ばして力づくでグイグイ!立位の側屈は手が足指に近づくことがいちばんで、アライメントが崩れていても気にしない……。一見「できている」と勘違いしがちなこんな方法で、ポーズをとっていませんか? 実は解剖学的な視点でいえば、これらは意味のない頑張りなのです。
「間違った頑張り方は、すなわち間違った体の使い方。それでは、いつまでたっても柔軟性や筋力が身に付きません。ポーズにはそれぞれ効かせたい部分、使いたい部位があり、逆を言えば、見た目はどうであれ、まずはそこだけ頑張ればいいんです」(楠原先生)
前屈・後屈・側屈など5つの動きで実践しよう!
頑張りどころだけ意識してポーズをとると体にも効き、その分上達スピードが向上。ただ、正しい体の使い方が頭でわかっていても最初はなかなかそのとおりに動けないもの。それは身体的な能力の問題ではなく、誤った使い方の癖が身に付いてしまっているから。そんな誤りに自分で気づく視点を、5つのメソッドで養っていきましょう。
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教えてくれたのは…楠原宏子先生
ヨガインストラクター。2009年3月よりアンダーザライト マイソールクラスに通い始め、クランティ氏に師事。アシスタントも務める。現在はアンダーザライト ヨガスクールの養成講座の講師も務める。
モデル…石川 凛さん
雑誌やCM、ドラマなど多方面で活躍中のモデル。陸上や水泳など運動が得意で、2年前よりヨガを始める。現在はティーチャートレーニングを受けながら、ヨガの学びを深めている。
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