春ならではの不調に！自律神経のバランスを整える寝たまま簡単ヨガ

春の不調はなぜ起きるの？

冬から春に向かう時期は、寒さも和らぎ快適に思えるけれど、意外と不調を訴える人が多いようです。何となく体調がすぐれないこともあるし、精神的なストレスを強く感じることも。不調の原因とはどんなことなのか、一般的なものを挙げてみましょう。

●想定外の寒暖差

●免疫力の低下

●環境やライフスタイルの変化

このようなことが原因となる不調は、自律神経と大きな関わりがあると言われています。自律神経は自分の意思ではコントロールできず、わかりにくいものですが、とっても重要な働きをしている部分です。自律神経のバランスを整うと様々なメリットが得られます。

自律神経のバランスを整えるメリット

1.体温を一定に保つ

気温の変化に左右されず一定の体温を保つことができるようになります。体温を正常に保つことで免疫力の低下を防ぎ、風邪、ウイルス、花粉などから身を守ります。

2.内臓機能を活性化

内臓の働きを活性化し、消化吸収力を高めます。また食事から得た栄養素をきちんと生かせるようになり、疲れにくい健康な身体を作ります。

3.代謝UP

身体の基礎代謝が高まると、血流がよくなり、肌や髪にもうれしい効果が！また、体内の巡りがよくなるので、むくみも解消されデトックス効果的も上がります。美容面にも多くのメリットがありますね。

4.ストレスケア

上がりすぎた交感神経が鎮まり、副交感神経が優位になると、リラックスが深まってきます。ストレスで疲れた心が整い、イライラも少しずつ手放せるようになるでしょう。また、元気が出ない時には、逆に、交感神経のスイッチを入れてエネルギーUP！自律神経のバランスはストレスケアにも役立ちます。

自律神経のバランスを整える！寝たまんまできるヨガポーズ

自律神経を整えるのに効果が期待できるヨガポーズを紹介します。リラックスやビギナーヨガのクラスでもおなじみ、横になった姿勢で背骨をねじるマカラーサナ（ワニのポーズ）です。硬い床の上では腰に違和感がある人、柔軟性に不安がある人はベッドの上がおすすめ！ポーズが深まりすぎないので、腰への負担も少なくて済みます。呼吸を整え、リラックスしてやってみましょう。

やり方

１．両手を肩の高さに開き、仰向けで寝る

２．両ひざを立てる

３．膝を曲げたまま右に倒し、ゆったり呼吸を繰り返す

４．左側も同様に行う

ポイント

１．手の位置は必ずしも肩の高さで開かなくでも大丈夫です。心地の良いところに置きましょう。

２．膝の角度、お尻の位置など、違和感があれば、もぞもぞ動いても大丈夫です。快適な位置を探しましょう。

３．ツイストを深めたい場合は視線を脚の反対側へ。緩めたい場合は天井か、脚と同じ方へ視線を移しましょう。

不調に負けず穏やかな春を！

春に起こりやすい自然や環境の変化は、ストレスや不調の原因となることもあれば、逆に新鮮な発見や出会いに導いてくれることもあり、悪いことばかりではありません。このような時期には、変化に左右されない身体と心を作ることを心がけて！そのためには、自律神経のバランスを整えることが大切で、誰もが目指す健康的なライフスタイルに欠かせないことです。春は暑すぎず寒すぎず、ちょうどよい気候の時期です。不調にとらわれすぎず、前向きに。背筋を伸ばして春本番を迎える準備をしましょう！

ライター／須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心に活動中。スタジオだけでなく、オフィス出張、屋外など多くの場でレッスンを実施。リストラティブヨガからパワーヨガまで、静と動のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共ににアロマの学びを深めており、ヨガとアロマのある暮らしを提案する。RYT200取得／フェイシャルヨガTT／骨盤底筋トレーニングヨガTT／リストラティブヨガTT／NARDアロマアドバイザー／yuica日本産精油スペシャリスト／Instagram:@reiyoga.reikosudo

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