POSE & BODY
開脚前屈で腰が痛い…腰椎に負担をかけない体の倒し方は?
股関節の硬さをカバーしようとするあまり、膝や腰を不自然な方向にねじったり、過剰に使っていませんか? 安全にヨガを行うには、股関節以外の部位で代償せずに、できる範囲で動くことが大切です。道具を用いるなどして、無理なくヨガを深めて。今回は、ウパヴィシュタコーナーサナ(開脚前屈)でチェックしていきましょう!
広告
脚を開いてムリに前屈せずにケガ予防
開脚前屈などの前屈ポーズで気をつけたいのが、勢いをつけてポーズをとること。股関節まわりが硬く、股関節を引き込んで屈曲できないまま勢いをつけると、腰椎が湾曲して負担がかかります。安全にポーズをとるには、リラックスしながら、ムリせず呼吸で少しずつ前屈を深めて。
CASE:ウパヴィシュタコーナーサナ(手を前におく)で勢いで前屈を深める
下記の写真はお手本のウパヴィシュタコーナーサナ。無理に真似しようとすると…
完成形を目指し、力まかせにポーズをとると腰が丸まり、腰椎を圧迫。腰痛や腰椎椎間板ヘルニアなどの原因になるので気をつけて。
解決法:呼吸で前屈を導く
1.脚を伸ばして座り、お尻の下にブランケットを敷く。ムリのない範囲で脚を開き、膝と足先を真上に。吸う息で骨盤を立て背骨を伸ばす。
2.吐く息で股関節から上体を前に倒し、3~5呼吸。
教えてくれたのは…鈴木まゆみ先生
トラムヨガスタジオ主宰。全米ヨガアライアンスTT認定講師(E-RYT500)。シンディー・リー氏に師事。OM yoga、マインドフルネスの指導のほか、ヨガイベントへの参加や日本各地でのワークショップなども開催。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
広告
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く